特許
J-GLOBAL ID:200903091805818353

インバータ装置の過電圧保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-291070
公開番号(公開出願番号):特開平10-127063
出願日: 1996年10月14日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】入力交流電源開閉スイッチをオフとして、直流充電部の電圧が所定値以下に低下し直流充電部開閉スイッチがオフとなる期間中に、再度入力交流電源開閉スイッチをオンにすると、直流充電部へ電流制限抵抗を通さずに大きな充電電流が流れ、直流部の配線インダクタンス成分と充電電流によりピーク電圧が発生し直流充電部の電圧を上昇させ、過電圧によりインバータ装置が破損することを防止する。【解決手段】回生電力を消費する期間をインバータ装置運転時に制限する構成に、入力交流電源開閉スイッチを閉じてからの所定期間、回生電力を消費する動作を可能とするタイマ回路を新たに設け、所定期間インバータ装置の運転状態に係わらず過電圧保護装置を動作可能とするものである。
請求項(抜粋):
インバータ装置に供給される交流電源を開閉する交流電源開閉スイッチと、交流電源を直流に平滑する整流回路と、平滑された直流電源を充電する直流充電部と、前記整流回路と該直流充電部との間に挿入され入力交流電源開閉時に開閉する直流充電部開閉スイッチと、該直流充電部開閉スイッチと並列に接続され直流充電部への電流を制限する第一の抵抗器と、前記直流充電部の電圧を検出する電圧検出器と、該電圧検出器の出力と前記直流充電部の許容上限値設定器の出力電圧とを比較する比較器と、該比較器の出力により駆動されるスイッチング素子と第二の抵抗器より成る回生電力消費回路と、該回生電力消費回路の前記スイッチング素子をインバータ装置の運転時にのみ動作するように制限するインバータ装置の過電圧保護装置において、前記交流電源開閉スイッチを閉じてからの所定期間前記スイッチング素子を動作可能とするタイマ回路を設け、所定期間の間はインバータ装置の状態に係わらず過電圧保護装置を動作可能にすることを特徴とするインバータ装置の過電圧保護装置。
IPC (3件):
H02M 7/48 ,  H02M 7/72 ,  H02P 7/63 302
FI (3件):
H02M 7/48 M ,  H02M 7/72 ,  H02P 7/63 302 S
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る