特許
J-GLOBAL ID:200903091872676130

直流コンバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 敬一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-300240
公開番号(公開出願番号):特開平10-146054
出願日: 1996年11月12日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 直流コンバータ装置を構成する各同期整流型コンバータ内の主スイッチング素子の破損を防止して各同期整流型コンバータを良好に並列運転する。【解決手段】 本発明による直流コンバータ装置では、同期整流型DC-DCコンバータBの直流出力電圧VOの設定値が同期整流型DC-DCコンバータAのそれよりも高い場合において、コンバータBの直流出力からコンバータA内の同期整流用MOS-FET5のゲート端子に印加される直流電圧がコンバータA内の直流電圧阻止用コンデンサ21により阻止される。このため、コンバータBの直流出力電圧VOによりコンバータA内の同期整流用MOS-FET5がオンされることがなく、コンバータAの出力側からトランス3の2次巻線3bに逆方向の直流電流が流れない。したがって、各コンバータA、B内のMOS-FET4の破損を防止して各コンバータA、Bを良好に並列運転することが可能となる。
請求項(抜粋):
直流電源の両端に直列接続されるトランスの1次巻線及び主スイッチング素子と、前記トランスの1次巻線と同極性で磁気結合された2次巻線の両端に直列接続された同期整流用スイッチング素子及びフライホイール用整流素子と、前記フライホイール用整流素子の両端に接続されたフィルタ回路とを備え、前記主スイッチング素子のオン・オフ動作により前記トランスの2次巻線に電圧を発生させ、該電圧により前記同期整流用スイッチング素子をオン・オフ動作させると共に、前記フィルタ回路の出力電圧に応じて前記主スイッチング素子をオン・オフ制御することにより、前記フィルタ回路に接続される負荷に定電圧の直流出力を供給する同期整流型DC-DCコンバータを前記直流電源と前記負荷との間に複数個並列に接続した直流コンバータ装置において、前記各同期整流型DC-DCコンバータ内の前記同期整流用スイッチング素子の制御端子と直列にそれぞれ直流電圧阻止用コンデンサを接続したことを特徴とする直流コンバータ装置。
IPC (3件):
H02M 3/28 ,  H02J 3/38 ,  H02M 7/21
FI (5件):
H02M 3/28 W ,  H02M 3/28 C ,  H02M 3/28 F ,  H02J 3/38 P ,  H02M 7/21 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 同期整流コンバータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-148412   出願人:新電元工業株式会社, 日本電信電話株式会社
  • スイッチング電源回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-125117   出願人:日本電気株式会社

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