特許
J-GLOBAL ID:200903091875730925

燃料噴射ノズル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-165938
公開番号(公開出願番号):特開2004-011526
出願日: 2002年06月06日
公開日(公表日): 2004年01月15日
要約:
【課題】ニードル3の閉弁時にサック室9の圧力上昇を抑制して、ニードル3の閉弁速度の低下を回避すること。【解決手段】ニードル3の先端部には、サック室9に摺動自在に嵌合して第2の噴孔7を開閉する摺動軸部12が設けられ、更に摺動軸部12の内部を通って摺動軸部12の先端面に開口するバイパス通路が設けられている。バイパス通路は、自身の通路入口を形成する円周溝部13を有し、この円周溝部13の上流側面13aが、ニードル3の閉弁時にサック室9の入口角部9aより上側に位置している。従って、バイパス通路は、シート部3aがシート面8に着座する直前までサック室9と第1の噴孔6との間を連通している。これにより、摺動軸部12が第2の噴孔7を閉じた後、更にニードル3が下降しても、サック室9の燃料が圧縮されることはなく、バイパス通路を通って第1の噴孔6から噴射される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
軸方向に穿設されたガイド孔の下端部に円錐状のシート面が形成され、更に前記シート面の下流側にサック室が凹設され、前記シート面に開口する第1の噴孔と前記サック室の内周面に開口する第2の噴孔とを有するノズルボディと、 前記ガイド孔に往復動可能に挿入され、自身の下端部に前記シート面に着座して前記第1の噴孔を閉じるシート部が設けられると共に、このシート部より下流側に前記サック室に摺動自在に嵌合して前記第2の噴孔を開閉する摺動軸部が設けられ、更に前記摺動軸部の内部を通って前記摺動軸部の底面に通路出口が開口するバイパス通路が設けられたニードルとを備え、 このニードルのリフトにより前記シート部が前記シート面から離れて前記第1の噴孔を開いた後、更に前記ニードルがリフトして前記摺動軸部が前記第2の噴孔を開くと、前記サック室を介して前記バイパス通路と前記第2の噴孔とが連通することにより、前記バイパス通路を通って供給される高圧燃料が前記第2の噴孔より噴射される燃料噴射ノズルであって、 前記バイパス通路は、前記シート部より下流側のニードル側面に通路入口が開口し、且つその通路入口の上流側開口端が、前記ニードルの閉弁時(前記シート部が前記シート面に着座している時)に前記サック室の入口角部より上流側に位置していることを特徴とする燃料噴射ノズル。
IPC (4件):
F02M61/18 ,  F02M45/10 ,  F02M61/10 ,  F02M61/16
FI (6件):
F02M61/18 350E ,  F02M61/18 320D ,  F02M61/18 350B ,  F02M45/10 ,  F02M61/10 Q ,  F02M61/16 A
Fターム (9件):
3G066AA07 ,  3G066BA09 ,  3G066CC10 ,  3G066CC14 ,  3G066CC18 ,  3G066CC20 ,  3G066CC28 ,  3G066CC70 ,  3G066DA16
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 燃料噴射ノズル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-115229   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 特公昭47-004846
審査官引用 (2件)
  • 燃料噴射ノズル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-115229   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 特公昭47-004846

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