特許
J-GLOBAL ID:200903091883145411

漏電ブレーカの漏電検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 長七 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-170257
公開番号(公開出願番号):特開平10-023653
出願日: 1996年06月28日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】簡単な構成で、スイッチ要素を構成する二つのサイリスタのオフする瞬間の各サイリスタへの印加電圧を低減でき且つ電源部へ印加される電圧を低減できる漏電ブレーカの漏電検出装置を提供する。【解決手段】 引き外しコイルと漏電制御部2の電源部であるダイオードブリッジDBの一方の入力端との間に電流制限用インピーダンス素子Z1 ,Z2 を接続し、さらに電流制限用インピーダンス素子Z1 ,Z2 同士の接続点を、抵抗R11を介してサイリスタSCR1 のゲートに接続するとともに、サージアブソーバ素子ZA2 ,ZA3 同士の接続点に接続したことにある。電流制限用インピーダンス素子Z1 ,Z2 同士の接続点は抵抗R6 を介してサイリスタSCR2 のアノードとも接続されている。電流制限用インピーダンス素子Z1 ,Z2 によってサイリスタSCR1 ,SCR2 及びダイオードブリッジDBの保護ができる。
請求項(抜粋):
主回路に流れる不平衡電流を検出する零相変流器の検出出力に基づいて制御出力を発生する漏電制御部を備え、ブレーカの遮断機構を駆動する電磁駆動部の引き外しコイルを前記漏電制御部の制御出力によりオン駆動されるスイッチ要素を介して交流電路に接続した漏電ブレーカの漏電検出装置であって、前記漏電制御部の電源部を前記引き外しコイルと交流電路から前記電源部へ流れる電流を制限する二つの電流制限用インピーダンス素子とを介して前記交流電路に接続するとともに、直列接続された二つのサージアブソーバ素子を前記各電流制限用インピーダンス素子を介して前記電源部の入力側に並列に接続し、前記スイッチ要素を直列接続した第1、第2のサイリスタで構成して、アノードを前記引き外しコイルに接続する前記第1のサイリスタのゲートを前記各インピーダンス素子同士の接続点に接続し、カソードを交流電路側に接続する前記第2のサイリスタのゲート信号を前記漏電制御部の制御出力で得ることを特徴とする漏電ブレーカの漏電検出装置。
IPC (4件):
H02H 3/16 ,  G01R 31/02 ,  H01H 83/02 ,  H02H 9/04
FI (4件):
H02H 3/16 A ,  G01R 31/02 ,  H01H 83/02 E ,  H02H 9/04 A
引用特許:
審査官引用 (1件)

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