特許
J-GLOBAL ID:200903091963508167

防振装置用ストッパ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-157889
公開番号(公開出願番号):特開平11-351298
出願日: 1998年06月05日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】別体ストッパが捻れ変形したような場合であっても、別体ストッパにおけるばね特性、ひいてはストッパ特性が変化してしまう不都合を極力抑える。【解決手段】外筒1が固定される第1取付部材5と内筒2が固定される第2取付部材7との間の間隙に軸方向に圧縮された状態で介装されて軸方向における相対変位を規制するリング状のゴム弾性体よりなるストッパ4は、実質的なストッパ機能を発揮する主ストッパ部42を有する。この主ストッパ部42は、軸方向の断面形状において、軸方向両端部が円弧状に形成され、かつ、半径方向幅(d)に対する軸方向長さ(h)の割合(h/d)が1〜1.5の範囲内に設定されている。このように軸方向の断面形状が特定の形状とされた主ストッパ部42は、例えば図7の上側が内周側に倒れ込むように捻れ変形した場合であっても、圧縮量の変化が小さく、このためストッパ特性の変化が小さい。
請求項(抜粋):
第1取付部材に固定される外筒と、該外筒の半径方向内側に配置され、該外筒の軸方向両端部よりも軸方向外側にそれぞれ突出する軸方向両端部が第2取付部材に固定される内筒と、該外筒と該内筒との間に介在して両者を連結する略円筒状のゴム弾性体よりなる連結部材とを備えた防振装置に用いられ、該第1取付部材又は該外筒の軸方向両端部のうちの少なくとも一方の端部と該第2取付部材との間の間隙に軸方向に圧縮された状態で介装されて該第1取付部材又は該外筒と該第2取付部材との軸方向における相対変位を規制するリング状のゴム弾性体よりなるストッパであって、上記ストッパは、上記第1取付部材又は上記外筒と上記第2取付部材との間で挟持されて実質的なストッパ機能を発揮する主ストッパ部を周方向の少なくとも一部に有し、該主ストッパ部は、軸方向の断面形状において、軸方向両端部が円弧状に形成され、かつ、半径方向幅(d)に対する軸方向長さ(h)の割合(h/d)が1〜1.5の範囲内に設定されていることを特徴とする防振装置用ストッパ。
IPC (2件):
F16F 1/38 ,  B60K 5/12
FI (2件):
F16F 1/38 K ,  B60K 5/12 J
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 記録再生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-106496   出願人:ソニー株式会社

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