特許
J-GLOBAL ID:200903091971576023

並列インバータの出力変圧器の偏磁防止回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-012374
公開番号(公開出願番号):特開平8-202461
出願日: 1995年01月30日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】【目的】 出力変圧器の二次側を直列に接続してなる並列インバータにおける出力変圧器の偏磁を防止する。【構成】 インバータユニット2-1,2-2に各々の出力電流を検出する出力電流検出器2-1D,2-2Dを設け、かつ前記インバータユニット2-1,2-2の制御回路4-1,4-2に前記出力電流の直流成分に対応する直流成分対応信号を出力する積分器41-1,41-2と、この直流成分対応信号を零にするインバータ制御信号を出力する比較器42-1,42-2と、このインバータ制御信号からパルス幅変調信号を得るPWMパルス発生回路43-1,43-2とを設けてなる。【効果】 出力電流の直流成分を打ち消し得るようなパルス幅変調信号によって各インバータユニットを制御しているので、スイッチング素子の特性の差に起因する偏磁を防止することができる。
請求項(抜粋):
直流電源と、この直流電源からの直流電力を交流電力に変換する複数のインバータユニットと、前記各インバータユニットを構成するスイッチング素子の制御信号を得る制御回路と、前記各インバータユニットの出力側に設けられ、各々の二次側を直列に接続した出力変圧器とからなり、この直列接続された出力変圧器の端子間から交流出力を得るようにした並列インバータの出力変圧器の偏磁防止回路において、前記各インバータユニットに各々の出力電流を検出する出力電流検出器を設け、かつ前記各制御回路に出力電流検出器の出力を入力して前記出力電流の直流成分に対応する直流成分対応信号を出力する積分器と、この直流成分対応信号と基準制御信号発生回路からの基準制御信号とを入力して前記直流成分対応信号を零にするインバータ制御信号を出力する比較器と、このインバータ制御信号とキャリア信号とからパルス幅変調信号を得るPWMパルス発生回路とを設け、前記パルス幅変調信号を前記スイッチング素子の制御信号とするようにしたことを特徴とする並列インバータの出力変圧器の偏磁防止回路。
IPC (5件):
G05F 1/44 ,  G05F 1/00 ,  H02J 3/38 ,  H02M 7/48 ,  H02M 7/537
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る