特許
J-GLOBAL ID:200903091981460341

高硬度材切削用超硬合金エンドミル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-294167
公開番号(公開出願番号):特開平10-138032
出願日: 1996年11月06日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 最適な工具素材を明確にすることによって、焼入れした金型用工具鋼等の高硬度材料を切削する場合に、チッピングの発生を抑制し且つ優れた耐摩耗性を発揮することのできる超硬合金エンドミル性を提供する。【解決手段】 Coを主体とする結合相を6〜9重量%含む他、V:0.1〜0.9重量%,Cr:0.1〜1.5重量%,Ta:0.1〜1.8重量%,Nb:0.1〜1.8重量%よりなる群から選択される1種以上を、炭化物、窒化物、炭窒化物、複合炭化物または複合炭窒化物の形態で含み、残部がWCおよび不可避不純物からなり、且つ保磁力と結合相量が所定の関係を満足する超硬合金を工具母材とし、この工具母材表面に、周期律表の4a族元素,AlまたはSiの窒化物、炭窒化物、硼化物、硼窒化物のいずれか、またはこれらの2種以上の複合化合物からなる皮膜若しくは複合皮膜を被覆したものである。
請求項(抜粋):
高硬度材切削用超硬合金エンドミルであって、Coを主体とする結合相を6〜9重量%含む他、V:0.1〜0.9重量%,Cr:0.1〜1.5重量%,Ta:0.1〜1.8重量%,Nb:0.1〜1.8重量%よりなる群から選択される1種以上を、炭化物、窒化物、炭窒化物、複合炭化物または複合炭窒化物の形態で含み、残部がWCおよび不可避不純物からなり、且つ保磁力が下記(1)式の関係を満足する超硬合金を工具母材とし、 [保磁力(Oe)]>390-10×[Co含有量(重量%)]...(1)この工具母材の少なくとも刃先表面に、周期律表の4a族元素,AlまたはSiの窒化物、炭窒化物、硼化物、硼窒化物のいずれか、またはこれらの2種以上の複合化合物からなる皮膜若しくは複合皮膜を被覆したものであることを特徴とする高硬度材切削用超硬合金エンドミル。
引用特許:
審査官引用 (10件)
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