特許
J-GLOBAL ID:200903092047110570

エバポガスパージシステムの異常診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-157515
公開番号(公開出願番号):特開平11-101162
出願日: 1998年06月05日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 エバポ系の漏れを精度良く診断できるようにする。【解決手段】 診断実行条件成立時にキャニスタ閉塞弁を閉弁した後、パージ制御弁を開弁してエバポ系内に負圧を導入した状態で、パージ制御弁を閉弁してエバポ系を密閉状態に維持し、この密閉状態を異常診断が終了するまで継続する。エバポ系が密閉状態に維持されている期間を、1回目の圧力変化判定期間、待機期間、2回目の圧力変化判定期間の3つの期間に区分する。1回目の圧力変化判定期間で、エバポ系の圧力変化量DPT1を判定した後も、引き続きエバポ系を密閉状態に維持し、所定の待機期間が経過した後に、2回目の圧力変化判定を行い、エバポ系の圧力変化量DPT2を判定する。そして、1回目の圧力変化量DPT1と2回目の圧力変化量DPT2とを比較して、エバポ系の漏れの有無を診断する。
請求項(抜粋):
燃料タンクと内燃機関の吸気管とを連通する通路の途中にキャニスタを設け、前記燃料タンク内の燃料が蒸発して生じたエバポガスを前記キャニスタ内に吸着し、内燃機関の運転状態に応じて前記キャニスタの下流側のパージ制御弁を開閉して前記キャニスタから前記吸気管へのエバポガスのパージ量を制御すると共に、前記キャニスタの大気連通孔をキャニスタ閉塞弁で開閉するようにしたエバポガスパージシステムにおいて、診断実行条件が成立した時に前記キャニスタ閉塞弁を閉弁すると共に前記パージ制御弁を開弁して前記エバポ系内に負圧を導入する負圧導入手段と、前記負圧導入後に前記パージ制御弁を閉弁して前記エバポ系内を密閉する密閉手段と、前記密閉手段により前記エバポ系内が密閉されている期間中に、所定の圧力変化判定期間における前記エバポ系内の圧力変化と、その後の所定の圧力判定時期における前記エバポ系内の圧力とを検出し、前記圧力変化判定期間の圧力変化と前記圧力判定時期の圧力とに基づいて前記エバポ系の漏れ異常を診断する異常診断手段とを備えていることを特徴とするエバポガスパージシステムの異常診断装置。
IPC (2件):
F02M 25/08 ,  F02M 25/08 301
FI (2件):
F02M 25/08 Z ,  F02M 25/08 301 H
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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