特許
J-GLOBAL ID:200903092073118821

医療用X線装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-248509
公開番号(公開出願番号):特開平9-066050
出願日: 1995年08月31日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】【課題】 被検体の体軸回りの多方向からのサブトラクション像より選択された術作業上の最適な撮像方向からX線透視像を撮像できるような位置にX線管、イメージインテンシファイア(I.I)を正確かつ自動的に移動させる。【解決手段】 X線管3、I.I4(撮像系)が被検体Mの体軸回りに回転されながらマスク像群、ライブ像群が撮像されサブトラクション像群が求められる。この動作の際、角度検出器8等から適宜の位置特定情報が取り込まれ記憶部24に記憶される。得られたサブトラクション像はモニタ15に再生表示され、そこから選択されたサブトラクション像の算出に用いたマスク像、ライブ像の撮像時の撮像系の位置が、記憶部24に記憶された情報を用いて位置特定部27により特定され、撮像系駆動制御部10がその位置に撮像系を移動させる。
請求項(抜粋):
被検体を挟んでX線管とイメージインテンシファイア(以下、I.Iと略す)とを対向支持し、前記X線管とI.I(以下、X線管とI.Iを総称する場合、撮像系ともいう)とが前記被検体の体軸回りに回転可能に構成され、前記被検体の体軸回りの任意の方向からX線透視像を撮像可能に構成されたX線透視装置と、前記撮像されたX線透視像をディジタルデータに変換してディジタル画像を得るデータ変換手段と、造影剤投与前の被検体の体軸回りに前記撮像系を回転させながら連続して収集されたこの被検体の体軸回りの複数の撮像方向からのディジタル画像(マスク像)群と、造影剤投与後の被検体の体軸回りに前記撮像系を回転させながら連続して収集されたこの被検体の体軸回りの複数の撮像方向からのディジタル画像(ライブ像)群とを、同じ撮像方向ごとにサブトラクションして被検体の体軸回りの複数の撮像方向からのサブトラクション像群を求める画像処理手段と、前記得られた複数のサブトラクション像を再生出力する再生出力手段と、前記X線透視装置で撮像されるX線透視像またはそのディジタル画像をリアルタイムに表示する表示手段を備えた医療用X線装置において、前記各サブトラクション像の算出に用いたマスク像、ライブ像の撮像時の前記撮像系の位置を特定するための位置特定情報を取り込む取込み手段と、前記取り込まれた位置特定情報を記憶しておく記憶手段と、前記再生出力手段により再生出力されている複数のサブトラクション像のうち、任意のサブトラクション像を選択する選択手段と、前記選択されたサブトラクション像に関連する位置特定情報を用いて、そのサブトラクション像の算出に用いたマスク像、ライブ像の撮像時の前記撮像系の位置を特定し、その位置に前記撮像系を移動させる撮像系駆動制御手段とを備えたことを特徴とする医療用X線装置。
IPC (3件):
A61B 6/00 300 ,  A61B 6/00 331 ,  H04N 5/325
FI (3件):
A61B 6/00 300 X ,  A61B 6/00 331 B ,  A61B 6/00 350 S
引用特許:
審査官引用 (4件)
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