特許
J-GLOBAL ID:200903092078416650

マルチプロセッサシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-009111
公開番号(公開出願番号):特開平9-198361
出願日: 1996年01月23日
公開日(公表日): 1997年07月31日
要約:
【要約】【課題】 共有メモリを介してプロセッサ間の通信を行うようなマルチプロセッサシステムにおいて、共有メモリに対する書き込み動作と読み出し動作のための待ち時間を除去する。【解決手段】 共通メモリMM内にプロセッサP0〜Pi相互間で伝送されるデータを記憶するデータ領域N0〜Niを送信プロセッサ対応に設ける。また、プロセッサ内には、送信先プロセッサ番号を記憶する送信先記憶部P0C〜PiCと、送信元プロセッサ番号を記憶する送信元記憶部P0B〜PiBを設けることにより、送信先を特定したブロードキャスト通信を実現する。
請求項(抜粋):
プロセッサ間のデータ転送を共有メモリを介して行ない、かつ、データ伝送通知を割り込みで行なうようなマルチプロセッサシステムにおいて、前記共有メモリはプロセッサ相互間で伝送されるデータを記憶するデータ領域をプロセッサ対応に有し、各プロセッサは、データを送信する際、自プロセッサに対応のデータ領域にデータを格納したのち(102)、送信先プロセッサに対し送信元プロセッサ番号とデータ読み出し指示信号を割り込みにて送信する割り込み手段(103)と、送信先プロセッサを記憶する送信先記憶部と、送信先プロセッサからデータ読み出し終了信号と送信先プロセッサ番号を受信した後(200)、そのプロセッサ番号が前記送信先記憶部に格納された送信先プロセッサ番号であるかを判断する手段(104)と、プロセッサがデータを送信中であり次の通信を共有メモリに書き込めない状態であることを知る手段(100,101,105)と、データを読み出す際、割り込みにて受信した(200)送信元プロセッサ番号に対応するプロセッサを記憶する送信元記憶部と、前記共有メモリ内の送信元プロセッサ番号の示すデータ領域からデータを読み出す手段(203)と、送信元プロセッサに割り込みにてプロセッサ番号とデータ読み出し終了信号を送信する手段(204)とを有することを特徴とするマルチプロセッサシステム。
IPC (2件):
G06F 15/163 ,  G06F 15/167
FI (2件):
G06F 15/16 310 P ,  G06F 15/16 310 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
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