特許
J-GLOBAL ID:200903092081461101

加熱処理用包装体および食品の加熱処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 加藤 静富 ,  入江 一郎 ,  野末 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-298137
公開番号(公開出願番号):特開2005-067642
出願日: 2003年08月22日
公開日(公表日): 2005年03月17日
要約:
【課題】食品等を充填する包装体において、食品等の内容物を包装のまま、電子レンジにより加熱調理できると共に、内部の加熱上昇圧による包装体の破裂を防止すると共、逃圧後の包装体の変形や破損を防止することができる加熱処理用包装体および食品の加熱処理方法を提供する。【解決手段】フランジ1と凹状の内容物bの収容体2を設けた容器本体3と、フランジへ第一ヒートシールS1により貼着して密封包装を行う蓋体4とを備えた加熱処理用包装体Aにあって、蓋体は、一方部材4aと他方部材4bとからなるプラスチックフィルムであって、一方部材と他方部材とをそれぞれその内端縁部において合掌状に第二ヒートシールS2により接合させた帯状接合体を設け、この帯状接合体は、内容物が充填された収容体の上方に位置し、加熱手段による加熱によって加熱処理用包装体の内部圧力が上昇したとき、該内部圧力を外部へ逃圧させる易開封性シールである。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
周縁部にフランジを巡らせ、このフランジの内周部に凹状の収容体を設けた容器本体と、この容器本体の収容体内へ充填した内容物と、前記容器本体のフランジ上面全体へ第一ヒートシールにより貼着して、前記内容物の前記容器本体内への密封包装を行う蓋体とを備えた加熱処理用包装体にあって、 前記蓋体は、外層の基材層と最内層のシーラント層とを有する一方部材と他方部材とからなるプラスチックフィルムであって、 前記一方部材と前記他方部材とをそれぞれその内端縁部において、該一方部材と該他方部材における同一シーラント層面同士を合掌状に合わせて第二ヒートシールにより接合させた帯状接合体を設け、 この帯状接合体は、前記内容物が充填された前記収容体の上方に位置し、加熱手段による加熱によって前記加熱処理用包装体の内部圧力が上昇したとき、該内部圧力を前記加熱処理用包装体の外部へ逃圧させる易開封性シールであり、 前記フランジと前記蓋体との第一ヒートシールは易開封性シールであることを特徴とする加熱処理用包装体。
IPC (1件):
B65D81/34
FI (1件):
B65D81/34 U
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (2件)

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