特許
J-GLOBAL ID:200903092092367409

弁開閉時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-357088
公開番号(公開出願番号):特開2000-179313
出願日: 1998年12月16日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関の始動時におけるベーンによる打音の発生及び始動不良を防止しつつ、その可変制御領域を拡大させることができる弁開閉時期制御装置を提供する。【解決手段】 回転部材(内部ロータ20)と前記回転伝達部材(外部ロータ30)の相対位相をベーン80が凹部32aの略中間に位置されて内燃機関が始動可能な弁開閉時期にある時の所定の相対位相に規制可能な相対位相規制機構を設け、相対位相規制機構を、回転部材と回転伝達部材の相対位相が所定の相対位相から所定角度進角側へ変化した相対位相迄の所定範囲にて回転部材と回転伝達部材の相対回転を許容する第1規制状態と、所定の相対位相に回転部材と回転伝達部材の相対位相を規制する第2規制状態と、第1規制状態及び第2規制状態における規制を解除する解除状態とに進角用室R1又は遅角用室R2の少なくとも一方の流体圧に応じて切換えられるようにした。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランクシャフト又はカムシャフトの一方と共に回転する回転部材と、該回転部材に所定範囲で相対回転可能に装着され前記クランクシャフト又は前記カムシャフトの他方と共に回転すると共に、内部に凹部を有する回転伝達部材と、前記回転部材に設けられ前記凹部を進角用室と遅角用室とに二分するベーンと、前記回転部材と前記回転伝達部材の相対位相を前記ベーンが前記凹部の略中間に位置されて前記内燃機関が始動可能な弁開閉時期にある時の所定の相対位相に規制可能な相対位相規制機構とを備え、前記進角用室及び前記遅角用室へ印加される流体圧によって前記回転部材と前記回転伝達部材が相対回転し、前記クランクシャフトの回転位相に対する前記カムシャフトの回転位相が変更させられることによって前記カムシャフトにより駆動される弁の開閉時期を変更制御する弁開閉時期制御装置において、前記相対位相規制機構は、前記回転部材と前記回転伝達部材の相対位相が前記所定の相対位相から所定角度進角側へ変化した相対位相迄の所定範囲にて前記回転部材と前記回転伝達部材の相対回転を許容する第1規制状態と、前記所定の相対位相に前記回転部材と前記回転伝達部材の相対位相を規制する第2規制状態と、前記第1規制状態及び前記第2規制状態における規制を解除する解除状態とに前記進角用室又は前記遅角用室の少なくとも一方の流体圧に応じて切換えられることを特徴とする弁開閉時期制御装置。
Fターム (24件):
3G016AA06 ,  3G016AA19 ,  3G016BA23 ,  3G016BA38 ,  3G016CA04 ,  3G016CA05 ,  3G016CA06 ,  3G016CA13 ,  3G016CA15 ,  3G016CA21 ,  3G016CA24 ,  3G016CA27 ,  3G016CA29 ,  3G016CA33 ,  3G016CA36 ,  3G016CA46 ,  3G016CA52 ,  3G016CA57 ,  3G016CA59 ,  3G016DA06 ,  3G016DA22 ,  3G016GA00 ,  3G016GA04 ,  3G016GA07
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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