特許
J-GLOBAL ID:200903092094504411

熱分解キルン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂本 光雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-086747
公開番号(公開出願番号):特開2003-277760
出願日: 2002年03月26日
公開日(公表日): 2003年10月02日
要約:
【要約】【課題】 熱分解残渣の取出時にチャーと不燃物を分離して取り出せるようにする。【解決手段】 一端に供給管5を接続し他端に排出管6aを接続した内筒3を、外筒2内に収納させて内外筒間に加熱流路7を形成してキルン本体1とする。キルン本体1を、排出管6a側へ下傾させて回転駆動可能に横置きし、供給管5内に熱分解対象物4の供給装置9を接続する。排出管6aの他端部を分離室12a内に所要長さ突出させ、分離室12a内となる排出管6aの他端部にバースクリーン部16を設ける。バースクリーン部16の下方の分離室12a底部に、チャー排出口18付きのチャー排出用ホッパ17を設け、排出管6aの端部開口19の下方位置に、不燃物排出口21を有する不燃物排出用ホッパ20を設ける。熱分解対象物4の熱分解残渣11をバースクリーン部16でチャー22と大型不燃物23に分け、チャー排出口18と不燃物排出口21から分離状態で回収させる。
請求項(抜粋):
外筒内に長手方向一端に熱分解対象物の供給管を接続し他端に排出管を接続した内筒を同心状に収納させ、内外筒間に熱媒体を流通させる加熱流路を形成させてなるキルン本体を、上記排出管側が所要角度下傾するように回転駆動可能に横置きし、且つ上記排出管の他端部を、分離室の一端壁に回転自在に接続して、上記供給管内より内筒内に供給される熱分解対象物を外熱により熱分解させ、発生する熱分解ガスと熱分解残渣を排出管を通して分離室に導いて該分離室の頂部より熱分解ガスを、又、底部より熱分解残渣をそれぞれ分離して取り出すことができるようにしてある熱分解キルンにおいて、上記排出管を通して上記分離室内に導かれる熱分解残渣を受けてチャーを通過させるためのチャー用のスクリーンを該分離室内に設け、且つ該分離室の底部における上記スクリーンの下方位置に、チャー排出用ホッパを、又、スクリーンの端部の下方位置に、不燃物排出用ホッパをそれぞれ設けた構成を有することを特徴とする熱分解キルン。
IPC (8件):
C10B 53/00 ,  B07B 1/22 ,  B07B 1/46 ,  B09B 3/00 302 ,  B09B 5/00 ,  F23G 5/027 ,  F23G 5/20 ,  F27B 7/33 ZAB
FI (8件):
C10B 53/00 A ,  B07B 1/22 Z ,  B07B 1/46 A ,  B09B 3/00 302 F ,  F23G 5/027 Z ,  F23G 5/20 A ,  F27B 7/33 ZAB ,  B09B 5/00 N
Fターム (23件):
3K061AA07 ,  3K061AB02 ,  3K061AC01 ,  3K061FA16 ,  3K061KA02 ,  3K061KA23 ,  4D004AA46 ,  4D004BA03 ,  4D004CA08 ,  4D004CA24 ,  4D004CA27 ,  4D004CB09 ,  4D004CB43 ,  4D004CB45 ,  4D021AA13 ,  4D021AB04 ,  4D021CA11 ,  4D021EA10 ,  4H012HB03 ,  4H012HB10 ,  4K061AA08 ,  4K061BA12 ,  4K061CA23
引用特許:
審査官引用 (5件)
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