特許
J-GLOBAL ID:200903092112474746

スルーアンカ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-076174
公開番号(公開出願番号):特開2001-260808
出願日: 2000年03月17日
公開日(公表日): 2001年09月26日
要約:
【要約】【課題】 強度及びウエビングの滑り性を犠牲にすることなく、所定の寸法精度を維持することが容易であり温度変化に対して強いスルーアンカを得る。【解決手段】 スルーアンカ10は、金属製の本体部10Aと樹脂製の被覆部10Bとによって構成されており、さらに、ウエビングが挿通される挿通孔14を構成する部位には、ピース20が一体にモールド成形されている。ピース20は、樹脂製でその表面(ウエビングが実質的に巻き掛けられる部分)にはクロームメッキが施されている。したがって、ウエビングが滑り易くなるのみならず、ピース20自体の所謂スプリングバックがなくなり、所定の寸法精度を維持することが容易になる。また、金型に傷を付けないように特別な注意を払う必要がなく、作業性が向上する。さらに、ピース20と被覆部10Bとの熱膨張特性が近似しているため、温度変化に対して強くなり、両者の間に隙間が生じ難くなる。
請求項(抜粋):
乗員拘束用ウエビングが挿通される挿通孔が形成された金属製の本体部と、前記本体部の挿通孔周辺に一体にモールド成形され当該部位を被覆する樹脂製の被覆部と、から成り、前記ウエビングを巻き掛けて車体に支持するためのスルーアンカにおいて、前記被覆部のうち少なくとも前記挿通孔の前記乗員拘束用ウエビング巻掛け部分に対応する部位に金属メッキを施すことで構成した、ことを特徴とするスルーアンカ。
IPC (3件):
B60R 22/24 ,  C25D 5/56 ,  C25D 7/00
FI (3件):
B60R 22/24 ,  C25D 5/56 Z ,  C25D 7/00 C
Fターム (8件):
3D018CA09 ,  3D018CB02 ,  4K024AA02 ,  4K024AB01 ,  4K024BA12 ,  4K024BB02 ,  4K024BB04 ,  4K024GA03
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • スリップガイド
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-271299   出願人:日本精工株式会社
  • ウェビング挿通部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-235748   出願人:タカタ株式会社
  • 特開昭57-042736
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