特許

J-GLOBAL ID：200903092119074140

光無線通信の戻り光打ち消し方法及びその装置

発明者： 広橋 一俊 ,  柚木 義明
出願人/特許権者： 日本ビクター株式会社
代理人 (1件)： 浅井 章弘
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-209080
公開番号（公開出願番号）：特開平8-056198
出願日： 1994年08月10日
公開日（公表日）： 1996年02月27日
要約：

【要約】【目的】 送信信号の一部を分岐してこの信号のレベル、位相を調整して受信信号に加えることにより、戻り光による信号をキャンセルすることができる光無線通信の戻り光打ち消し装置を提供する。【構成】 送信部1A,1Bと受信部2A,2Bを有する送受信装置A,Bに設けた光無線通信の戻り光打ち消し装置において、前記送信部の送信信号の位相を調整するための位相調整部17Aと、前記受信部からの受信信号から所定の周波数帯の検査信号を取り出すフィルタ部22Aと、前記送信信号の内の前記検査信号と同じ周波数帯の基準信号を前記検査信号と比較する比較部23Aと、この比較部の出力により前記位相調整部の出力のレベルを調整するレベル調整部18Aとを備える。これにより、送信信号から分岐した信号の位相を調整し、この調整信号をレベル調整部でレベル調整する。この時の調整用のコントロール信号は、比較部で得られた信号を用いる。レベル調整された信号は更に反転されてキャンセル信号となり、この信号を受信信号に加えることにより戻り光による信号を抑圧する。

請求項（抜粋）：

送信部と受信部を有する送受信装置に設けた光無線通信の戻り光打ち消し装置において、前記送信部の送信信号の位相を調整するための位相調整部と、前記受信部からの受信信号から所定の周波数帯の検査信号を取り出すフィルタ部と、前記送信信号の内の前記検査信号と同じ周波数帯の基準信号を前記検査信号と比較する比較部と、この比較部の出力により前記位相調整部の出力のレベルを調整するレベル調整部とを備えたことを特徴とする光無線通信の戻り光打ち消し装置。

IPC (8件)：

H04B 10/02 ,  H04B 10/18 ,  H04B 10/105 ,  H04B 10/10 ,  H04B 10/22 ,  H04B 10/14 ,  H04B 10/06 ,  H04B 10/04

FI (3件)：

H04B 9/00 M ,  H04B 9/00 R ,  H04B 9/00 S

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開昭58-171138
  
• 双方向光伝送装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-055850   出願人：富士通株式会社
• 特開昭62-116024