特許
J-GLOBAL ID:200903092151557373

パルス圧縮処理レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 眞鍋 潔 ,  柏谷 昭司 ,  渡邊 弘一 ,  伊藤 壽郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-075647
公開番号(公開出願番号):特開2005-265500
出願日: 2004年03月17日
公開日(公表日): 2005年09月29日
要約:
【課題】パルス圧縮処理レーダ装置に関し、パルス圧縮係数との畳み込み積分のための乗算・加算の演算回数を減少させ、パルス圧縮性能の劣化を生じることなく処理負荷を軽減する。【解決手段】パルス圧縮係数を、時間サンプル点のパルス圧縮処理方向の係数Ki1,Ki2,・・・,Kinと、パルス積分方向の係数K1j,K2j,・・・,Kmjとの2次元行列の係数として構成し、該2次元行列の係数Kijを‘0’、‘1’のバイナリコード値とする。バイナリコード‘0’、‘1’の割当ては、時間サンプル方向には乱数分布に、パルス積分方向には元々の1次元のパルス圧縮係数の値に相当する個数分の‘1’を、時間サンプル点毎にガウス分布等の確率密度関数分布に従って割当てる。‘0’の係数に対しては乗算・加算の演算を行わず、‘1’の係数に対してのみ乗算・加算の演算を行えばよいので、乗算・加算の演算回数を減少させることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
時間軸上で直線的に変化する周波数変調を加えたチャープパルス信号を送信波パルスとし送信し、該送信波パルスが目標物に反射して戻ってくる反射波パルスの信号にパルス圧縮係数を乗じてパルス圧縮処理を行うレーダ装置において、 前記パルス圧縮係数として、送信波パルスの複素共役の成分に、圧縮後パルス幅及び第一サイドローブレベルのパルス圧縮性能を変化させるウェイト係数を乗じた係数であって、パルス圧縮処理の各時間サンプル点の畳み込み積分方向の係数と、複数の反射波パルスに対するパルス圧縮後信号の積分処理のためのパルス積分方向の係数との2次元行列係数により構成し、かつ該2次元行列の各係数の値を‘0’及び‘1’から成るバイナリコードとした2次元バイナリコードパルス圧縮係数を格納するパルス圧縮係数格納手段と、 前記2次元バイナリコードパルス圧縮係数を用いて反射波パルスに対する畳み込み積分を行うパルス圧縮処理手段と、 前記畳み込み積分によるパルス圧縮後信号を、複数の反射波パルスに対して積分するパルス積分手段と、 を備えたことを特徴とするパルス圧縮処理レーダ装置。
IPC (1件):
G01S13/28
FI (1件):
G01S13/28 A
Fターム (8件):
5J070AB08 ,  5J070AC02 ,  5J070AD01 ,  5J070AE04 ,  5J070AE12 ,  5J070AH02 ,  5J070AH31 ,  5J070BB01
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特許第3003701号公報
  • 反射波形の抽出・映像化装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-073596   出願人:株式会社日立製作所
  • 特公平6-90277号公報

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