特許
J-GLOBAL ID:200903092175108146

電力分配合成回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長尾 常明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-055451
公開番号(公開出願番号):特開2002-261564
出願日: 2001年02月28日
公開日(公表日): 2002年09月13日
要約:
【要約】【課題】 0度電力分配合成回路が、2以上の周波数で各入出力端子の反射特性や同じ側の一対の入出力端子間のアイソレーション特性が所定量以上の値を示すようにし、広帯域化を実現する。【解決手段】 入出力端子2、3から同相励振した場合の等価回路の反射特性においてm(m≧2)個の極小値をもち、同入出力端子2、3から逆相励振した場合の等価回路の反射特性において同相励振した場合の等価回路の反射特性におけるm個の極小値と同一周波数でm個の極小値をもつようにして、m個の極小値間の周波数帯域において、入出力端子1の反射特性S11、入出力端子2の反射特性S22、入出力端子3の反射特性S33、および入出力端子2、3間のアイソレーション特性S32が、各々少なくとも-25dBとなるよう各素子の定数を設定する。
請求項(抜粋):
第1の入出力端子に一端が接続された第1の集中定数回路、第2の入出力端子に一端が接続された第2の集中定数回路、および第3の入出力端子に一端が接続された第3の集中定数回路を具備する電力分配合成回路であって、第4、第5の集中定数回路と、該第4、第5の集中定数回路の各々の一端間に接続される第6の集中定数回路から単位回路を構成し、該単位回路の第4、第5の集中定数回路の前記各々の一端を、別の単位回路の第4、第5の集中定数回路の各々の他端に接続することでn(n≧1)段の単位回路を縦属接続し、初段の単位回路の第4、第5の集中定数回路の各々の他端を前記第1の集中定数回路の他端に接続し、終段の単位回路の第4の集中定数回路の前記一端を前記第2の集中定数回路の他端に接続し、前記終段の単位回路の第5の集中定数回路の前記一端を前記第3の集中定数回路の他端に接続し、前記各集中定数回路を抵抗素子、インダクタ、キャパシタ等から構成し、前記第2の入出力端子と前記第3の入出力端子から同相励振した場合の等価回路の反射特性においてm(m≧2)個の極小値をもち、前記第2の入出力端子と前記第3の入出力端子から逆相励振した場合の等価回路の反射特性において、同相励振した場合の等価回路の反射特性におけるm個の極小値と同一周波数でm個の極小値をもち、前記m個の極小値間の周波数帯域において、前記第1の入出力端子の反射特性S11、前記第2の入出力端子の反射特性S22、前記第3の入出力端子の反射特性S33、および前記第2、第3の入出力端子間のアイソレーション特性S32が、各々少なくとも-25dBとなるよう各素子の定数を設定したことを特徴とする電力分配合成回路。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 高周波信号分配・合成器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-247958   出願人:ティーディーケイ株式会社
  • 分配器/合成器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-070179   出願人:松下電器産業株式会社
  • 電力分配器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-308368   出願人:松下電器産業株式会社

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