特許
J-GLOBAL ID:200903092194065490

機械式過給機付エンジンの吸気装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-167026
公開番号(公開出願番号):特開平7-026994
出願日: 1993年07月06日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 ノッキングの発生を防止しつつエンジン出力及び燃費性能を高めることができ、かつ排気温度及び過給機吐出温度を許容限界内に保持することができる機械式過給機付エンジンを提供する。【構成】 低速領域では吸気弁遅閉じ運転が行われ、耐ノック性が高められる。この状態からエンジン回転数が上昇し、排気温度が許容限界に達したときにはEGR率が高められ排気温度が許容限界内に保持され、過給機吐出温度が許容限界に達したときには吸気弁早閉じ運転が行われ吐出温度が許容限界内に保持される。この場合、空燃比のリッチ化あるいは加圧空気のリリーフが行われないので、エンジン出力及び燃費性能が高められる。さらに、エンジン回転数が上昇して排気温度あるいは吐出温度が再び許容限界に達したときには、空燃比のリッチ化あるいは加圧空気のリリーフによりこれらが許容限界内に保持される。
請求項(抜粋):
機械式過給機と、吸気弁の閉弁タイミングを変化させることができる吸気弁開閉タイミング可変手段と、少なくとも機械式過給機によって過給が行われる運転領域では運転状態に応じて、吸気弁がクランク角でみて吸気行程下死点後の比較的遅いタイミングで閉じられるように吸気弁開閉タイミング可変手段を制御してエンジンに吸気弁遅閉じ運転を行わせる吸気弁開閉タイミング制御手段とが設けられている機械式過給機付エンジンの吸気装置において、吸気弁開閉タイミング制御手段が、所定の低速領域ではエンジンに吸気弁遅閉じ運転を行わせる一方、該低速領域からエンジン回転数が上昇して機械式過給機の吐出温度が所定の許容限界吐出温度まで上昇したときには、吸気弁が吸気弁遅閉じ運転の場合よりも早いタイミングで閉じられるように吸気弁開閉タイミング可変手段を制御してエンジンに吸気弁早閉じ運転を行わせるようになっており、かつ、上記低速領域からエンジン回転数が上昇して排気温度が所定の許容限界排気温度まで上昇したときにはEGR率を高めるEGR制御手段が設けられていることを特徴とする機械式過給機付エンジンの吸気装置。
IPC (13件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F02B 29/08 ,  F02B 33/00 ,  F02D 21/08 301 ,  F02D 21/08 311 ,  F02D 23/00 ,  F02D 41/02 330 ,  F02D 41/02 ,  F02D 41/04 330 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02M 25/07 570
引用特許:
出願人引用 (3件)

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