特許
J-GLOBAL ID:200903092208309231

時分割多重デイジタル無線通信システムの受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-256475
公開番号(公開出願番号):特開平5-102939
出願日: 1991年10月03日
公開日(公表日): 1993年04月23日
要約:
【要約】【目的】 簡単かつ安価な回路で受信系の非線形性による誤り率の劣化を防止する。【構成】 高周波増幅器1の前段に可変減衰器6を設けるとともに、レベル可変制御回路70を設け、このレベル可変制御回路70により、無線伝送信号の各受信スロット毎に、受信中間周波信号のレベルと基準レベルとの差を検出してその1スロット期間における平均値を求め、この平均値をRAM75にそれぞれ記憶する。そして無線伝送信号の各受信スロット毎に、1フレーム前に得られた対応する受信スロットの平均値を上記RAM75から読出して上記可変減衰器6に供給し、この平均値に応じて可変減衰器6の減衰量を制御することにより無線周波信号の受信レベルを可変制御するようにしたものである。
請求項(抜粋):
複数のスロットを時分割多重して1フレームを構成した無線伝送信号を受信する時分割多重ディジタル無線通信システムの受信機において、受信された無線周波信号を周波数変換して受信中間周波信号を出力するための周波数変換回路と、この周波数変換回路の前段に設けられ、前記受信された無線周波信号の信号レベルを可変するためのレベル可変回路と、このレベル可変回路のレベル可変量を制御するためのレベル可変制御回路とを具備し、前記レベル可変制御回路は、前記無線伝送信号の各スロットごとに、前記周波数変換回路から出力された受信中間周波信号のレベルを検出し、このレベル検出値に応じてレベル可変制御信号を生成するための制御信号生成手段と、この制御信号生成手段により生成されたレベル可変制御信号を記憶するための記憶手段と、前記無線伝送信号の各スロットごとに、過去のフレームで得られた対応するスロットのレベル可変制御信号を前記記憶手段から読出して前記レベル可変回路に供給しレベル可変を行なわせる読出制御手段とを備えたことを特徴とする時分割多重ディジタル無線通信システムの受信機。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭58-043639
  • 特開昭59-182643
  • 特開平3-042925
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