特許
J-GLOBAL ID:200903092226652750

移動通信システムの基地局間フレーム同期方式およびこの方式を適用した基地局装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-090905
公開番号(公開出願番号):特開平8-289359
出願日: 1995年04月17日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【目的】 同期ハイアラーキの制御を不要にして、簡便に自律的従属同期による基地局間フレーム同期を確立できるようにする。【構成】 各小サービスエリアG1,G2,...ごとに主基地局CS1,CS2,...と複数の従属基地局を配設し、主基地局において、同期設定期間になるごとに高精度時刻情報を基に基準フレームタイミングを生成して、このタイミングに応じて制御チャネル信号を周辺の従属基地局へ送信し、各従属基地局において、上記主基地局の同期設定期間後に複数のフレーム同期制御期間を設定して、このフレーム同期制御期間に上記主基地局もしくは他の従属基地局から送信された制御チャネル信号を受信してその受信タイミングを基に自局のフレームタイミングを生成し、この生成された自局フレームタイミングに同期して周辺の他の従属基地局へ制御チャネル信号を送信するようにしたものである。
請求項(抜粋):
サービスエリア内に各々有線通信網と接続される複数の基地局を分散配置し、これらの基地局と複数の移動局との間を時分割多元接続方式により無線接続することにより、前記基地局を介して移動局相互間および移動局と前記有線通信網との間で通信を可能とする移動通信システムにおいて、少なくとも1つの主基地局と、この主基地局の周辺に配置された複数の従属基地局とを具備し、前記主基地局は、外部より供給される高精度の時刻情報を受け取る時刻情報受信手段と、間欠的に設定される所定の同期設定期間に、前記時刻情報受信手段により受け取った時刻情報に基づいて前記時分割多元接続のための基準フレームタイミングを生成する基準フレームタイミング生成手段と、この基準フレームタイミング生成手段により生成された基準フレームタイミングに同期して、自局の周辺に位置する前記従属基地局に向け所定の制御チャネル信号を送信する第1の制御チャネル信号送信手段とを備え、前記各従属基地局は、前記主基地局の同期設定期間後に複数のフレーム同期制御期間を時分割に設定する同期制御期間設定手段と、この同期制御期間設定手段により設定された前記複数のフレーム同期制御期間のうちの任意のフレーム同期制御期間に、前記主基地局もしくは他の従属基地局から送信された制御チャネル信号を受信し、その受信タイミングに基づいて自局のフレームタイミングを生成する自局フレームタイミング生成手段と、この自局フレームタイミング生成手段により生成された自局フレームタイミングに同期して、前記任意のフレーム同期制御期間に続く他のフレーム同期制御期間に自局周辺の他の従属基地局に向け制御チャネル信号を送信する第2の制御チャネル信号送信手段とを備えたことを特徴とする移動通信システムの基地局間フレーム同期方式。
IPC (2件):
H04Q 7/36 ,  H04Q 11/04 304
FI (2件):
H04B 7/26 104 A ,  H04Q 11/04 304 B
引用特許:
審査官引用 (7件)
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