特許
J-GLOBAL ID:200903092302418508

医療用ポリマーの改質方法及び医療用ポリマー基材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 猛 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-075087
公開番号(公開出願番号):特開平11-255925
出願日: 1998年03月10日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、医療用の器具に有用な高機能のポリマー基材であって、添加剤の溶出が実質上ない、或いはあっても極微量である高機能のポリマー基材を提供する。また、ポリマー基材に実質的に溶解しない添加剤をポリマー基材に超臨界流体を使用して含浸する方法を提供する。【解決手段】 ?@ ポリマー基材と、ポリマー基材に実質的に溶解しない添加剤、及び超臨界流体に可溶でポリマー基材に含浸可能な低分子化合物ポリマー膨潤助剤を圧力容器内にいれ、超臨界流体に接触保持してポリマー基材に添加剤とポリマー膨潤助剤を含浸させ、超臨界流体を圧力容器内に流通させてポリマー膨潤助剤を流出分離した後、圧力容器内の圧力を減少させて添加剤をポリマー基材中に封じ込める方法。?A 上記方法で得られ得る、添加剤がポリマー基材中から実質的に溶出しない医療用ポリマー基材。?B ポリマー基材がコンタクトレンズ、眼内、眼鏡レンズ材料、カテーテル材料である。?C 添加剤が染料、紫外線吸収剤、防眩剤、ホトクロミック剤、柔軟剤、親水性付与剤である。
請求項(抜粋):
(1) ポリマー基材、ポリマー基材に実質的に溶解しない添加剤および超臨界流体に可溶でポリマー基材に含浸可能な低分子化合物であるポリマー膨潤助剤を圧力容器内に入れ、(2)超臨界流体に接触保持して該ポリマー基材に該添加剤と該ポリマー膨潤助剤を含浸させ、(3)次いで超臨界流体を圧力容器内に流通させて該ポリマー膨潤助剤を流出分離した後、(4) 圧力容器内の圧力を減少させて該添加剤を該ポリマー基材中に封じ込めることを特徴とする、添加剤によりポリマー基材を改質する方法。
IPC (7件):
C08J 7/00 ,  A61L 27/00 ,  A61L 29/00 ,  C08L 33/04 ,  C08L 83/00 ,  G02B 1/04 ,  G02C 7/04
FI (7件):
C08J 7/00 Z ,  A61L 27/00 D ,  A61L 29/00 C ,  C08L 33/04 ,  C08L 83/00 ,  G02B 1/04 ,  G02C 7/04
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • ポリマーの含浸法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平6-518372   出願人:ミネソタマイニングアンドマニュファクチャリングカンパニー

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