特許
J-GLOBAL ID:200903092358047421

拡管装置及び拡管方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 綿貫 隆夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-064112
公開番号(公開出願番号):特開平9-099334
出願日: 1996年03月21日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】【課題】 拡管の際に、互いに隣接するフィン同士が密着するアベック現象やフィン間の間隙が不均一となるフィンの乱れ現象の発生を防止し、熱交換チューブに拡管を容易に施すことのできる拡管方法を提供する。【解決手段】 チューブ挿入孔14が形成されたフィン10の複数枚が積層されて成る積層体16を貫通し、積層体16の一面側と他面側とから両端部の各々が突出するように、チューブ挿入孔14に挿入されたU字状の熱交換チューブ18を、マンドレル軸36の先端に装着された拡管ビレット42によって拡管し、フィン10と熱交換チューブ18とを一体化する際に、該積層体16の一面側から突出する熱交換チューブ18の一端から拡管ビレット42を熱交換チューブ18内に挿入して熱交換チューブ18の突出部18aを拡管すると共に、拡管した突出部18aを所定位置に把持した後、熱交換チューブ18の一端部18aから未拡管の他端部の方向に拡管ビレット42を押圧し、積層体16の他面側から突出する熱交換チューブ18のU字状部の収縮を許容しつつ、熱交換チューブ18を拡管することを特徴とする。
請求項(抜粋):
熱交換チューブの管径よりも大径のチューブ挿入孔が形成されたフィンの複数枚が積層されて成る積層体を貫通し、前記積層体の一面側と他面側とから両端部の各々が突出するように、前記チューブ挿入穴に挿入された熱交換チューブを、マンドレル軸の先端に装着された拡管ビレットによって拡管してフィンと熱交換チューブとを一体化する拡管装置において、該積層体の一面側から突出する熱交換チューブの一端より挿入した拡管ビレットを、前記積層体の他面側から突出する熱交換チューブの他端方向に押圧して拡管する際に、積層体の他面側から突出する熱交換チューブの他端部の収縮を許容し得るように、前記積層体の一面側から突出する熱交換チューブの一端部が拡管されたとき、拡管された前記一端部を把持する把持手段と、前記マンドレル軸に装着され且つ積層体を貫通する熱交換チューブ内に挿入された拡管ビレットを、前記把持手段によって把持された熱交換チューブの一端部から未拡管状態の他端部の方向に押圧する押圧手段とを具備することを特徴とする拡管装置。
IPC (3件):
B21D 53/08 ,  B21D 39/20 ,  F28F 1/32
FI (3件):
B21D 53/08 J ,  B21D 39/20 B ,  F28F 1/32 C
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 拡管装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-277030   出願人:京進工業株式会社
  • 特開昭59-156523
  • 特開昭59-156523

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