特許
J-GLOBAL ID:200903092364708898

内燃機関の点火時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-295291
公開番号(公開出願番号):特開平8-151971
出願日: 1994年11月29日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】排気ガス再循環の有無に拘らず点火時期が進角側の値となることを抑えて、不要なノッキングの発生を防止する。【構成】ECU41はエンジン1の運転状態に応じてEGR装置21を制御することにより、エンジン1におけるEGR量を制御する。ECU41はエンジン1の運転状態に応じて基本点火時期を算出し、その基本点火時期をEGR量に応じて所要の進角値をもって進角側へ補正すると共に、その補正された点火時期をノッキングの発生限界付近の時期まで所要の遅角値をもって遅角側へ補正する。更に、ECU41は、その遅角値を運転状態に応じて算出される最大値の範囲内に制限すると共に、上記の遅角値又は最大値をEGR量に応じて変更する。ECU41は上記のように算出された最終的な目標点火時期に基づきイグナイタ15を制御することにより、実際の点火時期を制御する。
請求項(抜粋):
内燃機関に吸入される混合気を点火装置により点火させると共にその点火時期を前記内燃機関の運転状態に応じて制御し、前記内燃機関から排出される排気ガスの一部を排気ガス再循環装置により吸入混合気中に再循環させると共にその排気ガスの再循環の有無に応じて前記点火時期を補正するようにした点火時期制御装置であって、前記内燃機関の回転速度及び負荷を少なくとも含む運転状態を検出するための運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の検出値に基づき点火時期を算出するための点火時期算出手段と、前記排気ガス再循環装置による前記排気ガスの再循環の有無に応じて、前記点火時期算出手段により算出される点火時期を所要の進角値をもって進角側へ補正するための進角補正手段と、前記内燃機関のノッキングを検出するためのノック検出手段と、前記ノック検出手段の検出値に基づき、前記進角補正手段により補正される点火時期をノッキングが発生し始める限界付近の時期まで所要の遅角値をもって遅角側へ補正するための遅角補正手段と、前記遅角補正手段により補正される点火時期に基づき前記点火装置を制御するための点火時期制御手段と、前記遅角補正手段により補正される前記遅角値の最大値を前記運転状態検出手段の検出値に基づき算出するための最大遅角値算出手段と、前記遅角補正手段により補正される点火時期を前記最大遅角値算出手段の算出値の範囲内に制限するための遅角制限手段と、前記排気ガス再循環装置による前記排気ガスの再循環の有無に応じて、前記遅角補正手段の補正に係る前記遅角値又は前記最大遅角値算出手段の算出に係る最大値を変更するための遅角変更手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の点火時期制御装置。
IPC (4件):
F02P 5/15 ,  F02M 25/07 550 ,  F02P 5/152 ,  F02P 5/153
FI (2件):
F02P 5/15 G ,  F02P 5/15 D
引用特許:
審査官引用 (1件)

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