特許
J-GLOBAL ID:200903092379837996
血管硬化度測定装置および血圧測定装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川久保 新一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-335446
公開番号(公開出願番号):特開2007-135966
出願日: 2005年11月21日
公開日(公表日): 2007年06月07日
要約:
【課題】原理的に、血圧値に依存しない血管硬化度を測定することができる血管硬化度測定装置を提供することを目的とするものである。【解決手段】カフ圧力の脈波成分を時間微分して一次微分値を演算し、微分波形を形成し、この形成された微分波形のほぼピークである時点から、上記微分波形の値がほぼ0になるまでにおける上記微分波形を積分し、第1の脈波によるカフ圧力の変化分dP1を求め、次に、第2の脈波によるカフ圧力の変化分dP2を求め、......、第nの脈波によるカフ圧力の変化分dPnまで、順次、求める。そして、ボイルシャルルの法則に基づいて、dP1〜dPnを血管の容積変化に換算し、それぞれのコンプライアンスを求めた後に、予め定めた2つのコンプライアンスの比を演算する血管硬化度測定装置である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
カフ圧力の脈波成分を抽出する脈波成分抽出手段と;
上記抽出された脈波成分を時間微分して一次微分値を演算し、微分波形を形成する微分波形形成手段と;
上記形成された微分波形のほぼピークを求めるピーク検出手段と;
上記微分波形がほぼピークである時点から、上記微分波形の値がほぼ0になるまでにおける上記微分波形を積分し、第1の脈波による第1のカフ圧力の変化分dP1を求め、これと同様に、第2〜nの脈波による第2〜nのカフ圧力の変化分dP2〜dPnを、順次、求める積分手段と;
上記積分値dP1〜dPnを軸上にプロットし、記憶装置に記憶する手段と;
ボイルシャルルの法則に基づいて、カフ圧力の変化分dPを容積変化dVに換算し、包絡線を描き、記憶装置に記憶する手段と;
容積変化dVをカフ圧力Pcで微分し、プロットし直し、記憶装置に記憶する手段と;
dV/dPcを演算することによって、コンプライアンスを求め、この求めたコンプライアンスの最大値である最大コンプライアンスC0を、記憶装置に記憶する手段と;
上記最大コンプライアンスC0におけるカフ圧力をP0とし、カフ圧力p0からほぼ20mmHg下降したカフ圧力における(dV/dPc)=コンプライアンスC1を演算し、記憶装置に記憶する手段と;
(上記コンプライアンスC1/上記最大コンプライアンスC0)=コンプライアンスの比CFを演算し、記憶装置に記憶する演算手段と;
を有することを特徴とする血管硬化度測定装置。
IPC (2件):
FI (2件):
A61B5/02 A
, A61B5/02 337E
Fターム (10件):
4C017AA07
, 4C017AA08
, 4C017AB01
, 4C017AC01
, 4C017AD01
, 4C017BB02
, 4C017BC11
, 4C017BC14
, 4C017BC20
, 4C017CC03
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (2件)
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血管弾性測定装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-114487
出願人:株式会社エー・アンド・デイ
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特許第3626171号
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