特許
J-GLOBAL ID:200903092396249488

精密打抜き性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-312371
公開番号(公開出願番号):特開2003-113450
出願日: 2001年10月10日
公開日(公表日): 2003年04月18日
要約:
【要約】【目的】 ダレ量が少なく高精度の打抜き破面をもつ製品に打抜き加工できるオーステナイト系ステンレス鋼板を提供する。【構成】 このオーステナイト系ステンレス鋼板は、式(1)で定義されるオーステナイト安定指数Md30が-120〜-10,式(2)で定義される積層欠陥難易度指数SFEが30以上で、析出物に含まれるCuを1.0質量%以下に規制することによりマトリックスの固溶Cuが1.0〜4.0質量%の範囲に維持されており、焼鈍酸洗後の引張強さが600N/mm2以下である。更に、焼鈍酸洗後の冷間圧延によって、或いは焼鈍後の状態でJIS G0551に規定される結晶粒度番号を8〜11に調整することにより引張り破断伸びを60%以下に規制すると、精密打抜き加工によるダレが少ない製品が得られる。 Md30(°C)=551-462(C+N)-9.2Si-8.1Mn-29(Ni+Cu)-13.7Cr-18.5Mo ・・・・・(1) SFE(mJ/m2)=2.2Ni+6Cu-1.1Cr-13Si-1.2Mn+32 ・・・・・・(2)
請求項(抜粋):
式(1)で定義されるオーステナイト安定指数Md30が-120〜-10,式(2)で定義される積層欠陥難易度指数SFEが30以上で、析出物に含まれるCuを1.0質量%以下に規制することによりマトリックスの固溶Cuが1.0〜4.0質量%の範囲に維持されており、焼鈍酸洗後の引張強さが600N/mm2以下であることを特徴とする打抜き金型の寿命が長く精密打抜き性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼。 Md30(°C)=551-462(C+N)-9.2Si-8.1Mn-29(Ni+Cu)-13.7Cr-18.5Mo ・・・・・(1) SFE(mJ/m2)=2.2Ni+6Cu-1.1Cr-13Si-1.2Mn+32 ・・・・・・(2)
IPC (2件):
C22C 38/00 302 ,  C22C 38/58
FI (2件):
C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/58
引用特許:
審査官引用 (4件)
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