特許
J-GLOBAL ID:200903092404237435
光学活性な複素環化合物の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-061253
公開番号(公開出願番号):特開2003-261557
出願日: 2002年03月07日
公開日(公表日): 2003年09月19日
要約:
【要約】【課題】複素環化合物をエナンチオ選択的に製造する方法を提供する。【解決手段】ルテニウム塩または錯体及び光学活性な二座ホスフィン化合物存在下、オレフィン化合物と反応させることにより、効率よく不斉環化反応が進行し、光学活性な複素環化合物を得る。
請求項(抜粋):
一般式(a):【化1】(式中、R1、R2及びR3は、同一でも異なっていてもよく、炭素数1〜10の直鎖状または分岐鎖状のアルキル基、炭素数1〜10のアルコキシ基、炭素数3〜10のシクロアルキル基及び複素環基、炭素数5〜10の芳香族基及び芳香族複素環基を表す。該アルキル基、アルコキシ基、シクロアルキル基、複素環基、芳香族基、芳香族複素環基は置換基を有していてもよい。lは0〜4の整数を意味し、2以上の整数の時、複数のR1は同一でも異なっていてもよい。また、複数のR1同士は相互に結合し、また縮合して、環を形成していてもよい。Zは酸素原子、硫黄原子及び窒素原子を表す。窒素原子には水素原子または置換基を有する。mは1〜3の整数を意味する。)で示されるオレフィン化合物を、ルテニウム塩またはルテニウム錯体及び光学活性な二座ホスフィン化合物存在下、分子内環化反応することを特徴とする、一般式(b):【化2】(式中、R1、R2、R3、Z、l及びmは式(a)と同様の基及び整数を表す。*は不斉炭素を表し、炭素原子の絶対配置はRまたはSを意味する。)で示される光学活性な複素環化合物の製造方法。
IPC (4件):
C07D307/79
, C07B 53/00
, C07B 61/00 300
, C07M 7:00
FI (4件):
C07D307/79
, C07B 53/00 B
, C07B 61/00 300
, C07M 7:00
Fターム (9件):
4C037PA03
, 4H006AA02
, 4H006AC43
, 4H006AC52
, 4H006AC81
, 4H006BA23
, 4H006BA48
, 4H039CA42
, 4H039CH10
引用特許:
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