特許
J-GLOBAL ID:200903092445924455

エレベータかごのロープレスガバナ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-589430
公開番号(公開出願番号):特表2002-532366
出願日: 1999年10月15日
公開日(公表日): 2002年10月02日
要約:
【要約】過速度状態が起こったときにエレベータかご(2)の速度を制御するためのロープレスガバナシステムが提供される。安全装置(30)のためのアクチュエータがエレベータレール(14)の近傍に位置し、過速度状態が起こったときに作動するとレールに接触して、レールに対する抵抗力を発生する。ロープレスガバナはエレベータ安全ブレーキシステム(26、28)に結合されており、前記抵抗力が安全ブレーキを作動させる。エレベータかごの速度が所定のしきい値レベルを越えたかを決定し、ロープレスガバナを作動させる起動信号(96)を発生するために、安全制御装置(91)が用いられる。
請求項(抜粋):
昇降路中のガイドレール(14)の間を垂直に動くエレベータかご(2)上で選択的に作動可能な安全ブレーキ装置であって、 かごに配されて、非制動状態から制動状態に動かされたときにガイドレールの一つに対してくさび状に食い込むようにされた安全ブレーキ(26、28)と、 かごに配されて、前記安全ブレーキを前記制動状態と非制動状態の間で動かすためのロッド(41)と、 前記ロッドに取り付けられて、前記ガイドレールの一つの近傍で前記かごに配され、レール係合位置とレール非係合位置との間で移動可能な摩擦ブレーキ(31;58、60)であって、前記レール係合位置にあるときに、前記かごの同時的な動きと併せて、前記ロッドをかごの動きと反対の方向に動かし、これによって前記安全ブレーキを前記非制動状態から前記制動状態に動かす、摩擦ブレーキと、 を具備する、安全ブレーキ装置であって、 かごの動きの速度を示す速度信号(95)を発生する速度センサー(93)と、 前記速度信号が表す速度を、過速度状態を示すしきい値信号が表す速度と比較し、前記過速度状態を越えることを示す前記速度信号に応答して起動信号(96)を発生する、安全制御装置(91)と、 前記摩擦ブレーキを前記レール係合位置に付勢する弾性手段(35、36)と、 通常は前記摩擦ブレーキを前記弾性手段の付勢力に抗して前記レール非係合位置に保持し、前記起動信号が存在するときは前記弾性手段が前記摩擦ブレーキを前記レール係合位置に動かすことを許容する電磁石(31、52)と、 からなる改良を特徴とする、安全ブレーキ装置。
IPC (3件):
B66B 5/04 ,  B66B 5/06 ,  B66B 5/22
FI (3件):
B66B 5/04 A ,  B66B 5/06 A ,  B66B 5/22 Z
Fターム (3件):
3F304DA31 ,  3F304DA43 ,  3F304EA18
引用特許:
審査官引用 (4件)
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