特許
J-GLOBAL ID:200903092473008480
共通鍵交換方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高野 明近
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-076041
公開番号(公開出願番号):特開2000-278258
出願日: 1999年03月19日
公開日(公表日): 2000年10月06日
要約:
【要約】【課題】 共通鍵暗号方式を用いた秘密通信を行うための通信量が少なく、効率的で安全な鍵交換方法を提供する。【解決手段】 1回目の鍵交換は、Diffie-Hellman鍵交換方式において必要な全てのパラメータの生成、および、そのうち公開情報の共有処理を行った上で、鍵交換処理を行い、2回目以降の鍵交換においては、既に共有されている秘密情報を、新たな鍵交換における公開情報の一つとして使用し、このパラメータの生成および共有処理は行わずに、鍵交換処理を行うようにする。2回目以降の鍵交換処理時に、共有すべき公開情報の一部を生成する必要が無いため、鍵交換処理において任意数発生の処理が省略でき、また、通知すべきパラメータが少なくなるため、共有すべき公開情報を含むパケットのサイズが小さくなり、ひいては通信量を少なくすることができ、通信路に公開情報を送信する必要をなくすことができる。
請求項(抜粋):
秘密通信を行う2つの通信端末Tx,Tyにおいて、鍵交換の回数を自然数nとすると、秘密の情報xn,ynをあらかじめ生成し、また、任意数Anおよび素数Pnを双方で共有し、次式端末Tx:Xn=Anxn(mod Pn)端末Ty:Yn=Anyn(mod Pn)によりXn,Ynを得、それぞれ相手に通知し、次式端末Tx:Kn=Ynxn(mod Pn)端末Ty:Kn=Xnyn(mod Pn)として、秘密情報Knを共有し、該秘密情報Knから共通鍵を求めるDiffie-Hellman鍵交換と呼ばれる方式を繰り返し行う場合において、1回目の鍵交換は、A1を通信相手に通知し、その値を用いて前記の計算を行い、2回目以降の鍵交換は、An=K(n-1)とし、Anの通知は行わないような共通鍵交換方法。
FI (2件):
H04L 9/00 601 C
, H04L 9/00 601 E
Fターム (7件):
5J104AA16
, 5J104EA02
, 5J104EA19
, 5J104EA24
, 5J104JA03
, 5J104NA02
, 5J104NA18
引用特許:
審査官引用 (5件)
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暗号鍵共有方法及びその通信システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-185472
出願人:キヤノン株式会社
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通信装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-239856
出願人:三田工業株式会社
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特開平4-129441
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特開平4-117826
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特開昭61-030829
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引用文献:
審査官引用 (2件)
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Handbook of Applied Cryptography, 1996, pp. 497-499, 515-517
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ID情報に基づく鍵共有の一方式
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