特許
J-GLOBAL ID:200903092497963785

系統連系インバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-318725
公開番号(公開出願番号):特開2000-152651
出願日: 1998年11月10日
公開日(公表日): 2000年05月30日
要約:
【要約】【課題】 インバータのスイッチング損失を低減するとともに中間段コンデンサの容量を小さくし、小型軽量化しながら低歪の出力電流を供給できる系統連系インバータ装置を提供する。【解決手段】 中間段コンデンサ3の容量を数百μF以下とするとともに昇圧コンバータ2の出力電流を監視する昇圧電流モニタ17を設け、系統電圧VACの絶対値が入力電圧Vinより小さい期間では昇圧コンバータ2の出力電流が正弦2乗波になるように昇圧電流モニタ17で監視しながら昇圧用スイッチング素子2cの高周波スイッチングを制御して昇圧するとともにインバータ4は極性の切り替えを行い、その他の期間では昇圧コンバータ2の昇圧動作を停止するとともにインバータ4は出力電流IOが正弦波になるように出力電流モニタ12で監視しながらインバータ用スイッチング素子Q1〜Q4の高周波スイッチングを制御する。
請求項(抜粋):
直流リアクトルと昇圧用スイッチング素子と昇圧用ダイオードとを備えて直流の入力電源からの入力電圧を前記昇圧用スイッチング素子の高周波スイッチングにより昇圧して直流の中間段電圧を出力する昇圧コンバータと、前記中間段電圧における高周波成分を除去する中間段コンデンサと、フルブリッジに構成された4個のインバータ用スイッチング素子のスイッチングにより前記中間段電圧から正弦波の交流電流を出力するインバータと、前記交流電流における高周波成分を除去し、出力電流として交流の系統に出力するフィルタとを備え、前記入力電源から入力した直流電力を交流電力に変換して前記系統に出力する系統連系インバータ装置において、前記中間段コンデンサの容量を数百μF以下とするとともに、前記昇圧コンバータの出力電流を監視する昇圧電流モニタを備え、前記入力電圧が系統電圧の絶対値より低い期間では、前記昇圧コンバータの出力電流が正弦2乗波となるように前記昇圧用スイッチング素子の高周波スイッチングで波形成形するとともに前記インバータは系統電圧または出力電流の極性指令に対応して交互に極性を切り換え、その他の期間では、前記昇圧コンバータの高周波スイッチングを停止するとともに前記インバータは出力電流が正弦波となるように前記インバータ用スイッチング素子の高周波スイッチングで波形成形することにより、出力電流の波形成形を昇圧コンバータとインバータとで切り替えて出力するようにした系統連系インバータ装置。
IPC (3件):
H02M 7/48 ,  H02M 3/155 ,  H02M 7/5387
FI (4件):
H02M 7/48 R ,  H02M 7/48 F ,  H02M 3/155 P ,  H02M 7/5387 B
Fターム (20件):
5H007AA02 ,  5H007AA08 ,  5H007BB07 ,  5H007CA01 ,  5H007CB05 ,  5H007CC03 ,  5H007CC12 ,  5H007DC02 ,  5H007DC05 ,  5H007EA13 ,  5H730AA10 ,  5H730AA14 ,  5H730BB02 ,  5H730BB14 ,  5H730DD02 ,  5H730DD32 ,  5H730FD11 ,  5H730FD51 ,  5H730FF02 ,  5H730FG05
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭62-200413
  • 電力変換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-158443   出願人:ダイキン工業株式会社
  • 電力変換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-170364   出願人:松下電工株式会社

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