特許
J-GLOBAL ID:200903092507265186

画像表示装置および画像表示システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸田 正行 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-131484
公開番号(公開出願番号):特開2001-311906
出願日: 2000年04月28日
公開日(公表日): 2001年11月09日
要約:
【要約】【課題】 反射型画像表示素子を用いた画像表示装置において、光源から直接、画像表示素子に照明光を入射させると、画像表示素子が投写光学系に対して大きく傾くため、画像表示素子から投写光学系までの光路長が物高によって大きく異なり、光学性能が低下する。【解決手段】 導光光学系3内を通過する画像光のうちこの導光光学系からの射出角度が最大となる主光線をr1、射出角度が最小となる主光線をr2とし、投写光学系を構成する第2の光学系20の回折作用面における主光線r1および主光線r2の通過位置での位相関数値をそれぞれΨ1,Ψ2としたときに、Ψ1<Ψ2の関係を見たするようにする。
請求項(抜粋):
照明光を発する光源と、入射した照明光の内部反射により画像を表示する反射型画像表示素子と、この反射型画像表示素子に表示された画像を観察者の眼に投写する投写光学系と、前記光源から入射した照明光を前記反射型画像表示素子の画像光射出側に入射させるよう導くとともに、この反射型画像表示素子から射出した画像光を前記投写光学系に入射させる導光光学系とを有する画像表示装置において、前記投写光学系は、少なくとも1つの反射面を有して前記反射型画像表示素子から射出した画像光を観察者の眼側に射出する第1の光学系と、この第1の光学系よりも観察者の眼側に配置されて前記第1の光学系から射出した画像光に対して少なくとも一方が回折作用面である2つの光学作用面を有する第2の光学系とを有して構成されており、前記投写光学系の射出瞳中心と前記反射型画像表示素子の中心とを結んだ光線を基準軸光線とし、前記射出瞳中心を原点とし、この原点と交わる基準軸光線上をZ軸(但し、原点から前記投写光学系に向かう方向を正とする)とし、前記基準軸光線を含む断面上でZ軸に垂直な方向をY軸とし、YZ軸に垂直な軸をX軸とする絶対座標系のYZ面内において、前記導光光学系内を通過する画像光のうちこの導光光学系からの射出角度が最大となる主光線をr1、射出角度が最小となる主光線をr2とし、前記回折作用面における前記主光線r1および主光線r2の通過位置での位相関数値をそれぞれΨ1,Ψ2としたときに、Ψ1<Ψ2〈但し、位相関数値Ψ(x,y) は、Ψ(x,y) =K×(c1 ×x+c2×y+c3×x<SP>2</SP>+c4 ×xy+c5 ×y<SP>2</SP>+c6 ×x<SP>3</SP>+c7 ×x<SP>2</SP>y+c8×xy<SP>2</SP>+c9×y<SP>3</SP>)で表され、Kは定数、x,yは前記回折作用面のローカル座標系でのx,y座標、Cjは係数であり、前記回折作用面上での主光線r1,r2の通過点のx座標をそれぞれ0、y座標をそれぞれy1,y2とするとき、Ψ1=Ψ(y1)Ψ2=Ψ(y2)となる〉の関係を満たすことを特徴とする画像表示装置。
IPC (4件):
G02B 27/02 ,  G02F 1/13 505 ,  H04N 5/64 511 ,  H04N 5/66 102
FI (4件):
G02B 27/02 Z ,  G02F 1/13 505 ,  H04N 5/64 511 A ,  H04N 5/66 102 Z
Fターム (12件):
2H088EA10 ,  2H088HA21 ,  2H088HA23 ,  2H088HA24 ,  2H088HA28 ,  2H088MA03 ,  2H088MA06 ,  5C058AA06 ,  5C058AB05 ,  5C058BA35 ,  5C058DA06 ,  5C058DA11
引用特許:
審査官引用 (1件)

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