特許
J-GLOBAL ID:200903092591068757

強制潤滑式多段伸線機によって積層複合線材をハイドロダイナミック伸線加工するための方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 朔生 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-529908
公開番号(公開出願番号):特表2002-501827
出願日: 1999年02月02日
公開日(公表日): 2002年01月22日
要約:
【要約】本発明は、強制潤滑式多段伸線機によって積層複合線材をハイドロダイナミック伸線加工するための方法に関するものであり、多段伸線機を始動又は再始動する前に、各伸線段の伸線ダイスの直接的上流で、積層複合線材を通過させる被加熱高圧室によって伸線間隙内にハイドロスタティック始動圧力が構成されており、この高圧室が高圧室に導入された伸線・潤滑剤に作用し、特に、高強度コアと軟質被覆材料とを有する積層複合線材は、それ自体周知の仕方で潤滑剤に沿って行われる進行中の連続伸線の間に伸線間隙内に構成されるハイドロダイナミック圧力比で高品質に加工することができる。付属の装置では、プレダイスと伸線ダイスとの間に、これらとで構造ユニットを形成する被加熱高圧室(3)が設けられており、この高圧室(3)が線材通路(7)も横方向潤滑剤流路(8)も含み、更に、好ましくは液圧操作可能な圧力発生手段(9)が高圧室(3)に配置されており、他の潤滑剤供給手段(11)を介して潤滑剤流路(8)に供給された潤滑剤は、予め決定可能な圧力で線材通路(7)に圧入することができ、高圧室(3)内に設けられた加熱装置と協動してペースト状態に変質し、且つ積層複合線材が当該伸線段に進入する前にこの積層複合線材を取り囲む。
請求項(抜粋):
高圧室を利用した強制潤滑式多段伸線機によって積層複合線材をハイドロダイナミック伸線加工するための方法において、多段伸線機を始動又は再始動する前に、各伸線段の伸線ダイスの直接的上流で、積層複合線材を通過させる被加熱高圧室によって伸線間隙内にハイドロスタティック始動圧力が構成されており、各伸線段ごとに設定されて液圧制御装置で監視される始動圧力と所定温度を生じるまでの高圧室の予熱とによってこの高圧室が高圧室に導入された伸線・潤滑剤に作用し、すべての段で選択可能な圧力/温度範囲に達すると伸線操作が可能であり、高強度コアと軟質被覆材料とを有する積層複合線材は、それ自体周知の仕方で潤滑剤に沿って行われる進行中の連続伸線の間に伸線間隙内に構成されるハイドロダイナミック圧力比で高品質に加工することができることを特徴とする方法。
IPC (3件):
B21C 3/14 ,  B21C 1/00 ,  B21C 9/00
FI (3件):
B21C 3/14 ,  B21C 1/00 C ,  B21C 9/00 M
Fターム (3件):
4E096EA24 ,  4E096FA12 ,  4E096HA12
引用特許:
出願人引用 (3件)

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