特許
J-GLOBAL ID:200903092596299897

ハイドロリック式の車両ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-099205
公開番号(公開出願番号):特開2002-308079
出願日: 2002年04月01日
公開日(公表日): 2002年10月23日
要約:
【要約】【課題】 車両減速と車両コントロール可能性を改善する。【解決手段】 非人力エネルギ源とホイールブレーキとの間の常用ブレーキ弁装置13〜20と、人力エネルギによる補助制動のためのマスタブレーキシリンダ22とが設けられており、運転モード切換弁25〜28が常用ブレーキ運転のために遮断位置へ制御可能であり、常用ブレーキ弁装置が開ループ制御・閉ループ制御装置29によって制御可能であり、車両制動へ寄与する割合の大きい方の車軸のホイールブレーキと、対応する常用ブレーキ弁装置との間にシリンダピストンユニット30,31が接続されており、車両制動へ寄与する割合が大きい方の車軸の両ホイールブレーキ3,4が第1のマスタブレーキシリンダ室24に接続されており、車両減速へ寄与する割合が小さい方の車軸のホイールブレーキ5,6が第2のマスタブレーキシリンダ室23に対応している。
請求項(抜粋):
第1の車軸と第2の車軸とに分配されている4つのホイールのためのホイールブレーキを備えたハイドロリック式の車両ブレーキ装置であって、ハイドロリック式の非人力エネルギ源と、該非人力エネルギ源とホイールブレーキとの間にそれぞれ配置された、電気的に制御可能な常用ブレーキ弁装置と、該常用ブレーキ弁装置を使用してハイドロリック的な非人力エネルギを用いた常用ブレーキによる制動を実施するための、ブレーキペダルにつき操作可能なブレーキ値発生器と、人力エネルギを用いた補助制動を実施するための、ブレーキペダルにより操作可能な2回路式のマスタブレーキシリンダとが設けられており、該マスタブレーキシリンダと、該マスタブレーキシリンダから圧力媒体を供給され得るホイールブレーキとの間に、各ブレーキ回路毎に、通常では通流位置をとる運転モード切換弁が配置されており、該運転モード切換弁が、常用ブレーキ運転のために遮断位置へ制御可能であり、少なくとも前記常用ブレーキ弁装置が、開ループ制御・閉ループ制御装置によって制御可能であり、両車軸のホイールブレーキの、車両制動全体へ寄与する割合が互いに異なるように設計されており、車両制動へ寄与する割合の大きい方の車軸のホイールブレーキと、対応する電気的に制御可能な常用ブレーキ弁装置との間に、各1つのシリンダピストンユニットが接続されており、車両制動へ寄与する割合が大きい方のホイールブレーキが、マスタブレーキシリンダに接続されている形式のものにおいて、車両制動へ寄与する割合が大きい方の車軸の両ホイールブレーキ(3,4)が、第1のマスタブレーキシリンダ室(24または23)に接続されており、車両減速へ寄与する割合が小さい方の車軸のホイールブレーキ(5,6)が、マスタブレーキシリンダ(22)の第2のマスタブレーキシリンダ室(23または24)に対応していることを特徴とする、ハイドロリック式の車両ブレーキ装置。
IPC (2件):
B60T 8/40 ,  B60T 8/00
FI (2件):
B60T 8/40 C ,  B60T 8/00 D
Fターム (11件):
3D046BB01 ,  3D046CC02 ,  3D046EE01 ,  3D046HH02 ,  3D046HH16 ,  3D046HH21 ,  3D046HH36 ,  3D046LL23 ,  3D046LL37 ,  3D046LL51 ,  3D046MM14
引用特許:
審査官引用 (6件)
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