特許
J-GLOBAL ID:200903092602424976

カチオン可染型潜在捲縮性ポリエステル複合繊維及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 武敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-013500
公開番号(公開出願番号):特開平11-200155
出願日: 1998年01月09日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】 カチオン染料にて染色可能であり、織編物としたときに十分なふくらみ感とストレッチ性を与えるカチオン可染型潜在捲縮性ポリエステル複合繊維を提供し、またかかる繊維を製造安定性よく得る。【解決手段】 5-ナトリウムスルホイソフタル酸0.8〜1.8モル%及びアジピン酸6〜13モル%共重合のポリエチレンテレフタレート(A)と、ポリエチレンテレフタレート(B)との接合型複合繊維であって、AがBより高固有粘度であるカチオン可染型の潜在捲縮性ポリエステル複合繊維、及び、この繊維を、Aの溶融流とBの溶融流とを、紡糸口金の吐出孔上流部で複合流とした後、吐出線速度を小さくし吐出孔先端部が円錐状に末広に開口した形状をなす吐出孔より吐出して得る。
請求項(抜粋):
エチレンテレフタレートを主たる繰り返し単位とし、ジカルボン酸成分として5-ナトリウムスルホイソフタル酸0.8〜1.8モル%及びアジピン酸6〜13モル%が共重合された共重合ポリエステル(A)と、実質的にエチレンテレフタレートのみを繰り返し単位とするポリエステル(B)とからなる接合型複合繊維であって、下記の要件(1)〜(3)を満足することを特徴とするカチオン可染型潜在捲縮性ポリエステル複合繊維、(1) [η]<SB>A</SB>-[η]<SB>B</SB>>0.100(2) [η]<SB>C</SB>≦0.570(3) 4/6<W(A/B)<6/4(但し、[η]<SB>A</SB>、[η]<SB>B</SB>、[η]<SB>C</SB>はそれぞれ共重合ポリエステル(A)単独、ポリエステル(B)単独、複合糸の紡出時の固有粘度、W(A/B)は共重合ポリエステル(A)とポリエステル(B)の接合時の重量比率を示す)
IPC (5件):
D01F 8/14 ,  D01D 5/30 ,  D01F 6/62 306 ,  D01F 6/84 305 ,  D06P 3/52
FI (5件):
D01F 8/14 B ,  D01D 5/30 Z ,  D01F 6/62 306 C ,  D01F 6/84 305 C ,  D06P 3/52 F
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平1-266220
  • 特開平3-069647
  • 特開昭49-124333
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