特許
J-GLOBAL ID:200903092608803464

誘電体磁器組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-138435
公開番号(公開出願番号):特開平9-110518
出願日: 1996年05月31日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】アルミナ主成分の磁器において、低誘電損失を維持したまま、共振周波数の温度係数を小さくすることが困難であり、大型形状品では均一に焼結させることが難しく、誘電損失が増大するなどの問題があった。【解決手段】Al2 O3 、BaOおよびTa2 O5 を主成分とし、各成分のモル比による組成比が、図1のAl2 O3 -BaO-Ta2 O5 3成分組成図における線分A-B-C-D-E-F-G-K-Aで囲まれた範囲内なるように調製し、結晶相として、少なくともα-Al2 O3 とBaTa2 O6 を析出させることにより、測定周波数8GHzにおける誘電損失が1×10-3以下、共振周波数の25〜85°Cにおける温度係数の絶対値|τf|が30ppm以下の優れた誘電特性を得る。
請求項(抜粋):
Al2 O3 、BaOおよびTa2 O5 を主成分とし、各成分のモル比による組成比が、図1のAl2 O3 -BaO-Ta2 O5 3成分組成図における線分A-B-C-D-E-F-G-K-Aで囲まれた範囲内にある組成物であって、結晶相として少なくともα-Al2 O3 と、BaTa2 O6 およびBaAl12O19の少なくとも1種を含み、測定周波数8GHzにおける誘電損失が1×10-3以下、共振周波数の25〜85°Cにおける温度係数の絶対値|τf|が30ppm以下であることを特徴とする誘電体磁器組成物。
IPC (4件):
C04B 35/111 ,  H01B 3/12 312 ,  H01G 4/12 415 ,  H01P 7/10
FI (4件):
C04B 35/10 D ,  H01B 3/12 312 ,  H01G 4/12 415 ,  H01P 7/10
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 誘電体磁器組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-205752   出願人:京セラ株式会社
  • アルミナ質磁器組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-205751   出願人:京セラ株式会社
  • 特開昭63-076206

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