特許
J-GLOBAL ID:200903092609569295

振動型角速度検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-323232
公開番号(公開出願番号):特開平8-178670
出願日: 1994年12月26日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】 同期検波の位相を最適化し、温度変化等によるオフセット量の誤差を最小にする。【構成】 振動子11は、駆動用圧電素子12a、12b、検知用圧電素子13a、13b、参照用圧電素子14a、14bを有する。振幅制御回路22は、参照用圧電素子14a、14bの出力振幅を一定に制御する信号を移相回路23を介して駆動用圧電素子12a、12bに供給する。同期検波回路25は、移相回路23の出力信号を基準位相として検知用圧電素子13a、13bの出力を同期検波し、角速度信号として出力する。ここで、検知用圧電素子13a、13bから同期検波回路25までの位相遅れを△θ1度、参照用圧電素子14a、14bから移相回路を除く同期検波回路25までの移相遅れを△θ2度としたとき、移相回路23の移相量を(90+△θ1-△θ2)度とする。
請求項(抜粋):
振動体と、前記振動体から入力された信号を角速度信号として出力する信号処理手段とを有する振動型角速度検出器であって、前記振動体は、前記振動体を第1振動方向へ振動させる駆動手段と、前記駆動手段の第1振動方向とは直角方向の第2振動方向の振動を検出する振動検出手段と、前記駆動手段の第1振動方向の振動を検出する振動参照手段と、を備え、前記信号処理手段は、前記振動参照手段の出力信号の位相を移相させる移相手段と、前記移相手段の出力信号を基準移相として前記振動検出手段の出力を同期検波する同期検波手段と、を備え前記信号処理手段による位相遅れを打ち消すように前記移相手段の移相量を設定することを特徴とする振動型角速度検出器。
IPC (2件):
G01C 19/56 ,  G01P 9/04
引用特許:
審査官引用 (3件)

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