特許
J-GLOBAL ID:200903092616795985

潤滑装置付円筒ころ軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-300082
公開番号(公開出願番号):特開平11-132244
出願日: 1997年10月31日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 潤滑油の量を微量とする場合でも、良好な潤滑性を確保して、耐久性の向上を図る。【解決手段】 円筒ころ7の軸方向両側に、軸3に外嵌支持した1対のつば輪8a、8aを設ける。このつば輪8a、8aの一部に設けた油受孔10a、10a及び貫通孔11a、11aを、上記円筒ころ7に近づく程、上記つば輪8a、8aの直径方向外方に向かう方向に傾斜させる。このつば輪8a、8aの回転に基づく遠心力の作用により、上記円筒ころ7付近に十分な量の潤滑油を供給できる。更に、上記貫通孔11a、11aの上記円筒ころ7に対向する端部を面取り部17、17に開口させる事で、上記油受孔10a、10aの外径寸法を確保して必要容量を確保する。
請求項(抜粋):
外周面に内輪軌道を有し、ハウジングの内側で高速回転する軸に外嵌支持する内輪相当部材と、内周面に外輪軌道を有し、上記ハウジングに内嵌支持する外輪相当部材と、上記内輪軌道と外輪軌道との間に設けた複数の円筒ころと、これら複数の円筒ころの軸方向両側で上記軸に外嵌支持する1対のつば輪と、上記内輪軌道と外輪軌道との間部分に潤滑油を供給する潤滑装置とを備えた潤滑装置付円筒ころ軸受装置に於いて、上記1対のつば輪の一部にそれぞれ形成され、上記複数の円筒ころと反対側の面に開口した油受孔と、この油受孔の内面外周寄り部分に一端を、上記各つば輪の外周面と軸方向内側面との連続部分に他端を、それぞれ開口させた貫通孔とを備え、これら油受孔の外径側内面及び貫通孔を、上記円筒ころに近づく程、上記つば輪の直径方向外方に向かう方向に傾斜させた事を特徴とする潤滑装置付円筒ころ軸受装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-041773   出願人:日本精工株式会社

前のページに戻る