特許
J-GLOBAL ID:200903092687826512

車両用電源供給装置及び該装置における異常検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-042106
公開番号(公開出願番号):特開平10-068754
出願日: 1997年02月26日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】【課題】 電源線の異常を確実に検知し、この検知した異常な電源線をその発煙が生じる前に確実に遮断するようにした車両用電源供給装置を提供する。【解決手段】 流出電流検知手段105aが電源線L11,L21〜L24を通る流出電流、流入電流検知手段205aが流入電流の大きさをそれぞれ検知する。異常検出手段107b,301bが、流入電流が流出電流よりも小さいとき電源線の異常を検出する。これに応じ演算手段107d,301dが流出電流及び流入電流の差電流とサンプリング周期とに基づいてジュール積分量を求め、これが電源線に固有の発煙特性によって決定されるジュール積分値に安全率を乗じた所定値になったとき、制御手段107a,301aが電源線開閉手段101a,402a,602c,702b,702cを開制御したり、補助電源線を通じて電流を流出する補助電源線開閉手段101b,402b,602bを閉制御する。
請求項(抜粋):
電源線によって相互に接続された少なくとも2つの電源分配ボックスを有し、バッテリからの電源を前記電源分配ボックス及び前記電源線を経由して負荷に分配する車両用電源供給装置において、前記電源線を通じて電流を流出する前記電源分配ボックスに設けられ、前記電源線を通じての電流の流出をオンオフする電源線開閉手段と、前記電源線を通じて電流を流出する前記電源分配ボックスに設けられ、前記電源線開閉手段を開閉制御する制御手段と、前記電源線を通じて電流を流出する前記電源分配ボックスに設けられ、前記電源線を通じて流出する電流の大きさを検知する流出電流検知手段と、前記電源線を通じて電流が流入する前記電源分配ボックスに設けられ、前記電源線を通じて流入する電流の大きさを検知する流入電流検知手段と、前記流出電流検知手段により検知した流出電流の大きさと前記流入電流検知手段により検知した流入電流の大きさとを比較し、前記流入電流が前記流出電流よりも小さいとき、前記電源線の異常を検出する異常検出手段とを備え、前記制御手段が、前記異常検出手段による異常の検出に応じて前記電源線開閉手段を開制御することを特徴とする車両用電源供給装置。
IPC (4件):
G01R 31/02 ,  B60R 16/02 665 ,  B60R 16/02 670 ,  H02H 7/18
FI (4件):
G01R 31/02 ,  B60R 16/02 665 Z ,  B60R 16/02 670 C ,  H02H 7/18
引用特許:
審査官引用 (19件)
  • 特開昭60-203551
  • 車両用異常電流検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-191359   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 特開昭61-081132
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