特許
J-GLOBAL ID:200903092697524514

下水の凝集処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内山 充
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-142368
公開番号(公開出願番号):特開平7-328644
出願日: 1994年06月01日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】【構成】下水に無機凝集剤を添加したのち、(A)ジアルキルアミノエチルメタクリレートの四級アンモニウム塩単位と(B)ジアルキルアミノエチルアクリレートの四級アンモニウム塩単位と(C)(メタ)アクリル酸やそのアルカリ金属塩単位と(D)(メタ)アクリルアミド単位とを含有し、各構成単位の含有量が(1)15モル%≦(A)単位+(B)単位≦40モル%(2)0.1≦(A)単位/[(A)単位+(B)単位]モル比≦0.5(3)5モル%≦(C)単位≦10モル%の関係式を満たし、固有粘度が8.0dl/g(30°C1N-NaNO3)以上である両性高分子共重合体を有効成分とする有機高分子凝集剤を添加して凝集させ、固液分離する下水の凝集処理方法。【効果】懸濁物質を効果的に凝集させるとともに、脱水性の良好な凝集物を与える。
請求項(抜粋):
下水に無機凝集剤を添加・撹拌したのち、有機高分子凝集剤を添加して下水中の懸濁物質を凝集し、固液分離するに当たり、該有機高分子凝集剤として、(A)一般式【化1】[式中のR1は炭化水素基、R2及びR3はそれぞれ炭素数1〜4のアルキル基であり、それらはたがいに同一でも異なっていてもよく、(X1)-は陰イオンである]で表されるカチオン性構成単位と、(B)一般式【化2】[式中のR4は炭化水素基、R5及びR6はそれぞれ炭素数1〜4のアルキル基であり、それらはたがいに同一でも異なっていてもよく、(X2)-は陰イオンである]で表されるカチオン性構成単位と、(C)一般式【化3】[式中のR7は水素原子又はメチル基、Mは水素原子又はアルカリ金属イオンである]で表されるアニオン性構成単位と、(D)一般式【化4】[式中のR8は水素原子又はメチル基である]で表されるノニオン性構成単位とを必須構成単位とする共重合体であって、各構成単位の含有量が(1)15モル%≦(A)単位+(B)単位≦40モル%(2)0.1≦(A)単位/[(A)単位+(B)単位]モル比≦0.5及び(3)5モル%≦(C)単位≦10モル%の関係式を満たし、かつ1N-硝酸ナトリウム水溶液中、温度30°Cでの固有粘度が8.0デシリットル/g以上である両性高分子共重合体を有効成分とするものを添加することを特徴とする下水の凝集処理方法。
IPC (3件):
C02F 1/56 ZAB ,  B01D 21/01 ZAB ,  B01D 21/01 107
引用特許:
出願人引用 (8件)
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