特許
J-GLOBAL ID:200903092722176011
装置の制御方法および該方法により制御される画像処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
下出 隆史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-299174
公開番号(公開出願番号):特開平11-191848
出願日: 1998年10月05日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】 テーブルのデータ補間における処理時間を短縮する補間方法および該方法を適用して色補正を行う画像処理装置を提供する。【解決手段】 所定の次元の座標空間に離散的に設定された格子点ごとにデータを記憶したテーブルを用意する。入力された座標値が、前記格子点により形成されるいずれの小格子に属するかを判断し、小格子の基準点と、そこからの偏差に相当するオフセット座標とを求める。オフセット座標に対応して補間演算に用いられる重み係数等を予め記憶したオフセット補正テーブルを用いて重み係数を求める。小格子を形成する格子点に対応するデータにこの重み係数を乗じてテーブルの補間を行う。該テーブルを色空間における色補正データを記憶したテーブルとすれば画像処理装置を構成することができる。
請求項(抜粋):
所定次元の座標空間に離散的に存在する格子点に対応して記憶された装置の制御処理に関与するパラメータを、前記座標値の組み合わせに応じて補間演算することによって、該装置の制御処理を行う制御方法であって、(a) 前記座標空間の前記各次元ごとに離散的に設定された座標値の組み合わせによって定義される格子点について、該座標値の組み合わせからなる格子点情報を記憶した格子点情報テーブルと、前記各格子点に対応して前記パラメータを記憶した被補間テーブルと、前記被補間テーブルを補間して前記入力データに対応する値を演算する際に必要となる補間演算データを前記オフセット座標値に対応して記憶する、前記小格子の数よりも少ない種類のオフセット補正テーブルとを予め用意する工程と、(b) 前記座標空間において、前記各次元ごとに予め有限個に設定された座標値の組み合わせからなる入力データを入力する工程と、(c) 隣接する前記格子点によって前記次元で形成される複数の小格子のうち、前記入力データがいずれの小格子に属するかを、前記格子点情報に基づいて判定する工程と、(d) 前記入力データを、該入力データが属する小格子の格子点のうち基準となる基準格子点の座標値と、前記各次元について該入力データと該基準格子点の座標値との偏差を表すオフセット座標値とに変換する工程と、(e) 前記オフセット座標値に対応した補間演算データを前記オフセット補正テーブルから読み出すとともに、前記基準格子点および該基準格子点に隣接する所定の格子点に対応した前記パラメータを前記被補間テーブルから読み出し、前記補間演算データを用いて該被補間データの補間演算を行う工程とを備えた制御方法。
IPC (3件):
H04N 1/60
, G06T 5/00
, H04N 1/46
FI (3件):
H04N 1/40 D
, G06F 15/68 310 A
, H04N 1/46 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)
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色信号変換方法および装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-296659
出願人:富士ゼロツクス株式会社
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色変換装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-225796
出願人:松下電器産業株式会社
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特公昭58-016180
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