特許
J-GLOBAL ID:200903092748609323
カルシウム及び重金属含有物の処理方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
衡田 直行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-378464
公開番号(公開出願番号):特開2005-177757
出願日: 2004年12月28日
公開日(公表日): 2005年07月07日
要約:
【課題】カルシウム及び重金属含有物から、カルシウムを水酸化物として回収し、かつ、銅と、亜鉛及び鉛とを分別して回収し得る処理方法を提供する。【解決手段】本発明の方法は、(A)飛灰等のカルシウム及び重金属含有物と、硫酸を混合して、pH4以下のスラリーとした後、濾過して、硫酸カルシウム及び硫酸鉛を含む固形分と、銅及び亜鉛を含む液分を得る工程と、(B)工程(A)で得られた固形分と、アルカリ化剤を混合して、pH13.5以上のスラリーを得た後、濾過して、水酸化カルシウムと、鉛を含む液分を得る工程と、(C)工程(A)で得られた液分に亜鉛の粉末を添加した後、濾過して、銅と、亜鉛を含む液分を得る工程と、(D)工程(B)で得られた液分と、工程(C)で得られた液分とを混合した後、この混合液のpHを9〜12に調整し、その後、濾過して、硫酸鉛及び水酸化亜鉛を含む固形分と、液分を得る工程を含む。【選択図】図1
請求項(抜粋):
(A)カルシウム及び重金属含有物と水とを硫酸の存在下で混合してスラリーとした後、該スラリーを固液分離して、鉛及びカルシウムを含む固形分と、上記カルシウム及び重金属含有物から溶出した銅及び亜鉛を含む液分とを得る硫酸処理工程と、
(B)上記硫酸処理工程(A)で得られた固形分と、水と、アルカリ化剤とを混合して、アルカリ性のスラリーを得た後、該スラリーを固液分離して、カルシウムを含む固形分と、鉛を含む液分とを得るカルシウム回収工程と、
(C)上記硫酸処理工程(A)で得られた液分に亜鉛を添加して、銅からなる固形分と、亜鉛を含む液分とを得る銅回収工程と、
(D)上記カルシウム回収工程(B)で得られた液分と、上記銅回収工程(C)で得られた液分とを混合した後、得られた混合液のpHを鉛及び亜鉛の共沈領域に調整し、その後、該混合液を固液分離して、鉛及び亜鉛を含む固形分と、液分とを得る鉛及び亜鉛回収工程と
を含むことを特徴とするカルシウム及び重金属含有物の処理方法。
IPC (12件):
B09B3/00
, B09B5/00
, C01F11/02
, C01G9/02
, C01G21/20
, C22B3/04
, C22B3/44
, C22B3/46
, C22B13/00
, C22B15/00
, C22B19/00
, C22B26/20
FI (13件):
B09B3/00 304G
, C01F11/02 Z
, C01G9/02 B
, C01G21/20
, C22B26/20
, B09B5/00 N
, C22B3/00 A
, C22B3/00 Q
, C22B3/00 U
, C22B13/04
, C22B15/08
, C22B15/12
, C22B19/22
Fターム (32件):
4D004AA36
, 4D004AA37
, 4D004BA02
, 4D004BA05
, 4D004BA10
, 4D004CA13
, 4D004CA15
, 4D004CA35
, 4D004CA37
, 4D004CA40
, 4D004CA50
, 4D004CC03
, 4D004CC11
, 4D004CC12
, 4D004DA02
, 4D004DA03
, 4D004DA20
, 4G047AA02
, 4G047AB02
, 4G076AA10
, 4G076AB28
, 4G076BA26
, 4G076BC07
, 4G076BD01
, 4K001AA09
, 4K001AA20
, 4K001AA30
, 4K001AA36
, 4K001BA14
, 4K001DB03
, 4K001DB18
, 4K001DB23
引用特許:
出願人引用 (1件)
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廃棄物の処理方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-198647
出願人:太平洋セメント株式会社
審査官引用 (1件)
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