特許
J-GLOBAL ID:200903092808173961

蛍光体あるいはシンチレータを用いた二次元放射線及び中性子イメージ検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 社本 一夫 ,  増井 忠弐 ,  小林 泰 ,  千葉 昭男 ,  富田 博行 ,  桜井 周矩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-203799
公開番号(公開出願番号):特開2004-045250
出願日: 2002年07月12日
公開日(公表日): 2004年02月12日
要約:
【課題】前面の素材による放射線あるいは中性子の吸収あるいは反射による影響をなくした、蛍光体あるいはシンチレータを検出媒体とした二次元放射線イメージ検出器あるいは二次元中性子イメージ検出器を提供する。【解決手段】蛍光体に中性子コンバータを混合した中性子イメージングシート、若しくは中性子用シンチレータの下部の面に、短波長側蛍光検出用波長シフトファイバを並列に面上に配置し、その背後の面に直角方向に長波長側蛍光検出用波長シフトファイバを並列に面上に配置する。短波長側蛍光検出用波長シフトファイバから波長変換されて放出される蛍光を光検出器で検出してX軸パルス信号とし、長波長側をY軸パルス信号とし、X軸パルス信号とY軸パルス信号との同時計数測定を行って中性子の2次元入射位置を求めることにより、入射側に検出器構成素材のない2次元中性子イメージ検出器を実現する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
放射線が入射すると蛍光を発する蛍光体をシート状にした放射線イメージングシート、若しくは放射線が入射すると蛍光を発するシンチレータの下部の面に、短波長側蛍光検出用波長シフトファイバを並列に面上に配置して、放射線イメージングシート若しくはシンチレータから放出される蛍光の波長スペクトルの短い波長側からの蛍光を検出し、これらの短波長側蛍光検出用波長シフトファイバの蛍光吸収波長帯より長い波長の透過した蛍光を、短波長側蛍光検出用波長シフトファイバの背後の面に直角方向に長波長側蛍光検出用波長シフトファイバを並列に面上に配置して検出し、短波長側蛍光検出用波長シフトファイバから波長変換されて放出される蛍光を光検出器で検出してX軸パルス信号とし、長波長側蛍光検出用波長シフトファイバから波長変換されて放出される蛍光を光検出器で検出してY軸パルス信号とし、X軸パルス信号とY軸パルス信号との同時計数測定を行うことにより、放射線の2次元入射位置を決定することを特徴とした2次元放射線イメージ検出器。
IPC (1件):
G01T1/20
FI (2件):
G01T1/20 C ,  G01T1/20 B
Fターム (4件):
2G088EE29 ,  2G088FF09 ,  2G088GG15 ,  2G088KK15
引用特許:
審査官引用 (3件)

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