特許
J-GLOBAL ID:200903092809759226

液状の粗製アルデヒド混合物を蒸留により分離する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-607961
公開番号(公開出願番号):特表2002-540181
出願日: 2000年03月28日
公開日(公表日): 2002年11月26日
要約:
【要約】本発明は、直鎖状アルデヒドおよび分枝鎖状アルデヒドを含有する液状の粗製アルデヒド混合物を蒸留により分離する方法に関し、この場合生成物混合物は、第1の蒸留塔中で分枝鎖状アルデヒドからなる生成物流と、直鎖状アルデヒドからなる生成物流と、直鎖状アルデヒドおよび高沸点成分を含有する他の生成物流とに分離される。次に、他の生成物流は、詰め込み体積が第1の蒸留塔の場合よりも1/50〜1/200小さい第2の蒸留塔中で直鎖状アルデヒドからなる生成物流と高沸点生成物とに分離される。
請求項(抜粋):
本質的に粗製アルデヒド混合物の全質量に対して94〜99.8質量%の直鎖状アルデヒドおよび少なくとも1つの分枝鎖状アルデヒドを含有する粗製アルデヒド混合物を蒸留により分離する方法において、A)粗製アルデヒド混合物を多数の分離段を備えた第1の蒸留塔の中央部内に供給し、この中央部内で、i)蒸留塔の塔頂部の上方または付近で取り出されかつ本質的に純粋な分枝鎖状アルデヒドを含む第1のアルデヒド生成物流、ii)蒸発器の直ぐ上方または全分離段の最初の20%の上方領域内で取り出されかつ本質的に純粋な分枝鎖状アルデヒドを含む第2のアルデヒド生成物流、およびiii)高沸点物および他の生成物流の全質量に対して75〜93質量%の直鎖状アルデヒドを含む他の生成物流への分離を行ない、B)他の生成物流を詰め込み体積が第1の蒸留塔の場合よりも1/50〜1/200小さい第2の蒸留塔内に導入し、この第2の蒸留塔内で、本質的に清浄化された直鎖状アルデヒドを含みかつ蒸留塔の塔頂部の上方または塔頂部の付近で取り出されるアルデヒド生成物流と直鎖状アルデヒドよりも高温で沸騰する成分を含む生成物流に分離することを特徴とする、粗製アルデヒド混合物を蒸留により分離する方法。
IPC (2件):
C07C 45/82 ,  C07C 47/02
FI (2件):
C07C 45/82 ,  C07C 47/02
Fターム (3件):
4H006AA02 ,  4H006AD11 ,  4H006BC51
引用特許:
出願人引用 (3件)

前のページに戻る