特許
J-GLOBAL ID:200903092821607873

脱リン装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-162568
公開番号(公開出願番号):特開平11-010168
出願日: 1997年06月19日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【課題】 脱リン装置のMAP反応塔からの微細なMAP粒子の流出や塔内のスケールの析出を防止する。【解決手段】 塔下部にリン含有水の導入口2を有し、塔上部に処理水の取出口3を有するMAP反応塔1に、マグネシウム塩、アルカリ剤及びアンモニアのうちの少なくとも1種の添加手段を反応塔の異なる高さ位置11A,11B,11Cに複数個設ける。【効果】 Mg塩、アルカリ剤及びアンモニアのうちの少なくとも1種を多段分割注入することでリン濃度差を小さくし、塔内の液流方向のリン濃度勾配をゆるやかにすることによりMAPの不安定領域をなくす。MAPの生成反応をMAP粒子表面で生起させ、結晶の成長を促進することで、微細なMAP粒子の生成を防止し、また、スケールの析出を防止することができる。
請求項(抜粋):
塔下部にリン含有水の導入口を有し、塔上部に処理水の取出口を有する反応塔と、該反応塔に設けられたマグネシウム塩、アルカリ剤及びアンモニアのうちの少なくとも1種の添加手段とを備えてなる脱リン装置において、該添加手段は該反応塔の異なる高さ位置に複数個設けられていることを特徴とする脱リン装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 脱リン装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-057455   出願人:石川島播磨重工業株式会社
  • 特開昭58-223478
  • 特公昭28-002213
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