特許
J-GLOBAL ID:200903092826775502

自動変速機の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-069064
公開番号(公開出願番号):特開平11-270665
出願日: 1998年03月18日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】【課題】 クラッチツ-クラッチによるアップシフト変速にあって、クラッチの製品バラツキ及び経年変化等によりタイアップ及びエンジン吹きを生じることがある。【解決手段】 係合側油圧P<SB>A</SB> に基づき算出される解放側分担トルクT<SB>B</SB> により解放側油圧P<SB>B</SB> が算出される(S30、S32)。タイアップ時、入力軸回転加速度dN<SB>T</SB> と基準回転加速度W<SB>ST</SB>の差により算出される補正油圧dP<SB>W</SB> (>0)に補正ゲインSdP<SB>Tie</SB> を乗じた補正量にて解放側油圧がフィードバック制御される(S37)。エンジン吹き時、上記補正油圧dP<SB>W</SB> (<0)による補正量に、入力軸回転数の基準回転数に対する差N<SB>up</SB>に基づく油圧補正量dP<SB>up</SB>を加えた補正量にて解放側油圧がフィードバック制御される(S39)。
請求項(抜粋):
エンジン出力軸からの動力が入力される入力軸と、車輪に連結される出力軸と、これら入力軸と出力軸との間で動力伝達経路を変更する複数の摩擦係合要素と、これら摩擦係合要素を断・接作動する油圧サーボと、を備え、前記複数の摩擦係合要素の内の第1の摩擦係合要素を係合すると共に、第2の摩擦係合要素を解放することにより所定変速段へのアップシフトを達成してなり、更に前記第1の摩擦係合要素用油圧サーボに作用する係合側油圧に基づき算出される解放側分担トルクにより、前記第2の摩擦係合要素用油圧サーボに作用する解放側油圧を算出してなる、自動変速機の油圧制御装置において、前記第1及び第2の摩擦係合要素が共に切断状態となることに基づくエンジン吹き状態及び前記両摩擦係合要素が共に接続状態となることに基づくタイアップ状態を検出する検出手段と、前記係合側油圧及び解放側油圧を共に制御するトルク相制御において、前記検出手段からの信号に基づく補正量にて前記解放側油圧を補正するフィードバック制御手段と、を備えることを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/08 ,  F16H 59:38 ,  F16H 63:12
引用特許:
審査官引用 (4件)
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