特許
J-GLOBAL ID:200903092868655361

リアルタイムパケットの遅延バッファ制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-068088
公開番号(公開出願番号):特開2002-271388
出願日: 2001年03月12日
公開日(公表日): 2002年09月20日
要約:
【要約】【課題】IPネットワーク上での音声パケットの遅延の揺らぎを吸収したリアルタイムパケットの遅延バッファ制御方式を提供する。【解決手段】ディジタル信号伝送路から送出順に順序番号が付与された各音声パケットを受信再生する際に、バッファメモリの複数の個別記憶領域のおのおのは各音声パケットの音声データと順序番号と個別記憶領域のポインタとを記憶する記憶エリアを備え、個別記憶領域に記憶された情報をポインタの予め定めた順序で読み出し再生をし、読み出しタイミングの遅いポインタを有する個別記憶領域に擬似無音情報を記憶させ、ポインタの順序での個別記憶領域からの読み出しタイミングまでは、ポインタで限定される複数の個別記憶領域のおのおのには、音声パケットの順序番号の順序になるように、ディジタル信号伝送路から受信される各音声パケットを記憶させる制御が行われるように構成されている。
請求項(抜粋):
ディジタル信号伝送路から送出順に順序番号が付与された各音声パケットを受信再生する際に、該受信の動作速度と該再生の動作速度との差を調節しさらに前記音声パケットの到着タイミングの揺らぎを補償するするために前記各音声パケットを個別に一時記憶することができる複数の個別記憶領域を必要個数有するバッファメモリと、該バッファメモリの前記複数の個別記憶領域に前記ディジタル信号伝送路から受信される該各音声パケットを個別に一時記憶させる制御をする受信制御部と、該バッファメモリの前記複数の個別記憶領域に記憶された該各音声パケットを読み出し再生する制御をする再生制御部と、を備え、前記バッファメモリの前記複数の個別記憶領域のおのおのは前記各音声パケットの音声データと前記順序番号と当該個別記憶領域のポインタとを記憶する記憶エリアを有しており、前記再生制御部は、前記個別記憶領域に記憶された情報を前記ポインタの予め定めた順序で読み出し再生をし、その再生の終了後に該バッファメモリの前記複数の個別記憶領域のうちの読み出しタイミングの遅い前記ポインタを有する個別記憶領域に擬似無音情報を記憶させ、前記受信制御部は、該再生制御部による前記ポインタの予め定めた順序での当該個別記憶領域からの読み出しタイミングまでは、前記バッファメモリにおける予め定めた順序の前記ポインタで限定される前記複数の個別記憶領域のおのおのには、当該音声パケットの前記順序番号の順序になるように、前記ディジタル信号伝送路から受信される前記各音声パケットを記憶させる制御が行われるように構成されたリアルタイムパケットの遅延バッファ制御方式。
Fターム (10件):
5K030GA18 ,  5K030HA08 ,  5K030HB01 ,  5K030KA03 ,  5K030LA06 ,  5K030LA15 ,  5K030LB11 ,  5K030LE17 ,  5K030MA13 ,  5K030MB15
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る