特許
J-GLOBAL ID:200903092874676400

内視鏡用クリップ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三井 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-183935
公開番号(公開出願番号):特開2005-013539
出願日: 2003年06月27日
公開日(公表日): 2005年01月20日
要約:
【課題】一回のクリッピングによってその周辺部位にまで止血効果を得ることができて、大量出血に対して緊急に処置する必要がある場合等に迅速に止血することができ、また、創部縫合閉鎖に効果的に用いることができる内視鏡用クリップ装置を提供すること。【解決手段】クリップ閉じ部材4がクリップ3の後半並列部3aに係合する状態から前半交差部3bに係合する状態に移行するにしたがって、クリップ3の先側交差部の交差状態がクリップ閉じ部材4により解かれて、クリップ3の最先端部分3cが回転しながら閉じるようにした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
操作ワイヤが挿通配置された可撓性シースの先端前方にバネ性のある材料によって嘴状に開閉する形状に形成されたクリップが配置されて、上記クリップに係合するクリップ閉じ部材が上記可撓性シースの先端面に当接する状態に配置され、上記操作ワイヤで上記クリップを牽引すると、上記クリップと係合する上記クリップ閉じ部材が上記クリップの後半部側から前半部側に移動することにより、上記クリップ閉じ部材が上記クリップを閉じてその閉じ状態を維持するように構成された内視鏡用クリップ装置において、 上記クリップが、後端部において一本の線材を曲げ戻して形成された後半並列部と、上記後半並列部から前方に向かう一対の線材をX字状に交差させて形成された前半交差部とを有すると共に、上記クリップ閉じ部材が、上記クリップの後半並列部において上記一対の線材が個別に緩く挿通される一対の並列貫通孔を有していて、 上記クリップが上記操作ワイヤによって後方に牽引されて、上記クリップ閉じ部材が上記クリップの後半並列部に係合する状態から上記前半交差部に係合する状態に移行するにしたがって、上記クリップの先側交差部の交差状態が上記クリップ閉じ部材により解かれて、上記クリップの最先端部分が回転しながら閉じるようにしたことを特徴とする内視鏡用クリップ装置。
IPC (2件):
A61B17/12 ,  A61B1/00
FI (2件):
A61B17/12 320 ,  A61B1/00 334D
Fターム (7件):
4C060BB05 ,  4C060BB23 ,  4C060CC18 ,  4C060DD26 ,  4C060DD29 ,  4C060MM24 ,  4C061GG15

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