特許
J-GLOBAL ID:200903092884170408

摩擦撹拌を用いた接合方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-097279
公開番号(公開出願番号):特開2002-292480
出願日: 2001年03月29日
公開日(公表日): 2002年10月08日
要約:
【要約】【課題】従来の溶接に比して溶接に要する電流などが不要となり、接合時間を短縮する。【解決手段】回転ツール1と固定ツール10とで第1及び第2部材W1、W2を挟むように、設定された回転数で回転ツール1を回転させながら突出部2を所定の加圧力で第1及び第2部材W1、W2に圧入し、これら部材内部において突出部3が回転することによりその周辺部分の部材組織を切削して発熱させる。更に、突出部3により切削された切子が両ツール1,10により部材内部に留められて撹拌されて周辺の部材組織や突出部3に衝突することにより発熱させ、また、第1ショルダ部2を所定の加圧力で圧入して回転させることにより発熱させて切子を溶融させ、その周辺部の部材組織の塑性流動を促進させつつ、所定の加圧力及び回転数で所定時間保持することで単位面積当たりの加圧力を高めて塑性流動容積を増加させ、回転ツール1を回転させたまま部材から抜くことで塑性流動していた部材組織が冷却されて接合される。
請求項(抜粋):
第1ツール部と、この第1ツール部より小さい面積で、当該第1ツール部の先端部から突出する第2ツール部とを備える回転ツールを回転させて、第1部材と第2部材とを重ね合わせて摩擦により撹拌させて接合する摩擦撹拌を用いた接合方法において、前記回転ツールを回転させてた状態で、前記第1部材に対して前記回転ツール部を前記第2ツール部から押圧して圧入し、前記回転ツールを前記圧入した部材内で回転させることにより、前記回転ツールの周囲にある部材を切削し、前記切削した部材を前記第1ツール部により前記部材内部で摩擦により撹拌して溶融させ、前記溶融させる領域を前記第2部材まで拡張して前記第1部材と第2部材とを接合することを特徴とする摩擦撹拌を用いた接合方法。
IPC (2件):
B23K 20/12 310 ,  B23K 20/26
FI (2件):
B23K 20/12 310 ,  B23K 20/26
Fターム (6件):
4E067AA05 ,  4E067BG00 ,  4E067CA04 ,  4E067DC02 ,  4E067DC07 ,  4E067EC03
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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