特許
J-GLOBAL ID:200903092943807784

回生ブレーキ連動摩擦ブレーキシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-176402
公開番号(公開出願番号):特開平8-040252
出願日: 1994年07月28日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【目的】回生ブレーキ装置により制動エネルギをより一層効率よく回収し、しかも摩擦ブレーキ装置をより一層効果的に使用する。【構成】ブレーキペダル8の踏み込みにより、モータ29が発電を行い回生ブレーキが作動する。液室10aにマスタシリンダ圧が発生し、ブレーキ圧伝達制御装置12に伝達される。入力圧(マスタシリンダ圧)は第1設定圧P1以下ではチェック弁23を通るので、出力圧が入力圧と同圧で上昇する。入力圧が第1設定圧P1を超えるとチェック弁23が閉じ、出力圧は一定となる。入力圧P0が第2設定圧P2を超えると、段付ピストン20が下動し、出力圧Pが入力圧P0より大きな上昇勾配で上昇する。出力圧が入力圧とほぼ同圧になると、チェック弁23,26が開いて入力口17と出力口18とが連通し、入力圧P0と出力圧Pとが同圧となる。これ以後、出力圧Pが入力圧P0と同圧で比例して上昇する。
請求項(抜粋):
ブレーキを作動するためにブレーキを操作するブレーキ操作手段、このブレーキ操作手段の操作時マスタシリンダ圧を発生するマスタシリンダと、前記マスタシリンダ圧が伝達されてブレーキシリンダ圧を発生するとともにこのブレーキシリンダ圧により車輪と連動して回転する回転部材に摩擦部材を押圧するブレーキシリンダと、前記マスタシリンダと前記ブレーキシリンダとの間に設けられかつ前記マスタシリンダ圧を前記ブレーキシリンダへ伝達する第1通路と、前記第1通路に設けられ、前記マスタシリンダ圧の前記ブレーキシリンダへの伝達を制御するブレーキ圧伝達制御装置とを少なくとも備えている摩擦ブレーキ装置、車輪の回転で回転することにより発電するモータ、このモータにより発電された電力を貯える蓄電器および前記モータを作動制御するモータ制御用電子制御装置を少なくとも備えている回生ブレーキ装置、前記ブレーキ操作手段のブレーキ操作を検出し、そのブレーキ操作検出信号を前記モータ制御用電子制御装置に出力するブレーキ操作検出手段を備えているとともに、前記ブレーキ圧伝達制御装置は、前記マスタシリンダ圧が第1設定圧以下ではブレーキシリンダ圧を前記マスタシリンダ圧と同圧に変化させる手段と、前記マスタシリンダ圧が第1設定圧より大きく第2設定圧以下ではブレーキシリンダ圧を前記マスタシリンダ圧の変化に対して一定にし、かつ前記マスタシリンダ圧が第2設定圧より大きく第3設定圧以下ではブレーキシリンダ圧を前記マスタシリンダ圧の変化勾配より大きい変化勾配で直線的に変化させる手段と、前記マスタシリンダ圧が第3設定圧より大きいときはブレーキシリンダ圧を前記マスタシリンダ圧と同圧に変化させる手段とを備えたことを特徴とする回生ブレーキ連動摩擦ブレーキシステム。
IPC (3件):
B60T 13/72 ,  B60L 7/24 ,  H02P 3/04
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 電動車両の制動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-006018   出願人:本田技研工業株式会社
審査官引用 (1件)
  • 電動車両の制動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-006018   出願人:本田技研工業株式会社

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