特許
J-GLOBAL ID:200903092946091011

コンクリート製貯蔵容器、およびコンクリート製貯蔵容器の保管庫

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-319829
公開番号(公開出願番号):特開2001-141891
出願日: 1999年11月10日
公開日(公表日): 2001年05月25日
要約:
【要約】【課題】 放射性物質を長期間に亘って安全にかつ安定して貯蔵可能なコンクリート製貯蔵容器、およびコンクリート製貯蔵容器の保管庫を提供することにある。【解決手段】 コンクリートにより形成されたほぼ筒状の容器本体12は円柱状の収納部22を有し、この収納部には、放射性物質が封入されたキャニスタ14が収納されている。容器本体の底部に設けられた吸気口26から導入された空気は、収納部の内面とキャニスタの外面との間に規定された冷却空気流路24を流れて放射性物質から発生する熱を除去し、容器本体の上部に設けられた排気口28から排出される。容器本体の内面と冷却空気流路との間には金属製のライナ30が設けられ、容器本体の内面とライナとの間には緩衝材32が設けられている。緩衝材は、放射性物質から発生した中性子を遮蔽するとともに断熱性を有し、ライナの熱膨張による変形を吸収する。
請求項(抜粋):
放射性物質が封入された密閉容器を収納したコンクリート製貯蔵容器において、上記密閉容器が収納された収納部を内部に有し、コンクリートにより形成されたほぼ筒状の容器本体と、上記容器本体の底部に設けられた吸気口、上記容器本体の上部に設けられた排気口、および上記収納部の内面と上記密閉容器の外面との間に規定された冷却空気流路を有し、上記吸気口から容器本体内に導入された空気を上記冷却空気流路に流して上記放射性物質から発生する熱を除去し、上記排気口から排出する除熱部と、上記容器本体の内面と上記冷却空気流路との間に設けられた金属製のライナと、上記容器本体の内面と上記ライナとの間に設けられ、上記放射性物質から発生した中性子を遮蔽するとともに断熱性を有し、上記ライナの熱膨張による変形を吸収する緩衝材と、を備えていることを特徴とするコンクリート製貯蔵容器。
IPC (4件):
G21F 9/36 541 ,  G21F 9/36 501 ,  G21C 19/06 ,  G21F 5/008
FI (5件):
G21F 9/36 541 A ,  G21F 9/36 501 J ,  G21C 19/06 U ,  G21C 19/06 S ,  G21F 5/00 F
引用特許:
審査官引用 (10件)
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