特許
J-GLOBAL ID:200903092979146490

副刺激伝達分子AILIMに対するヒトモノクローナル抗体及びその医薬用途

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大東 輝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-379237
公開番号(公開出願番号):特開2003-262640
出願日: 2001年03月30日
公開日(公表日): 2003年09月19日
要約:
【要約】【課題】 AILIMを介するコスティミュレイトリーシグナル(副刺激シグナル)の伝達が関与する種々の疾患の発症及び/または進行を抑制、阻止し、該疾患を治療または予防するための医薬品として有用なAILIMに対するヒトモノクローナル抗体及びその医薬組成物を提供する。【解決手段】 遺伝子工学技術を用いて作製したヒト抗体産生トランスジェニックマウスにAILIM分子を免疫することにより、AILIMに結合し、AILIMを介するコスティミュレイトリーシグナル(副刺激シグナル)の伝達が関与する種々の生体反応(例えば、細胞増殖、サイトカインの産生、免疫細胞溶解、細胞死、ADCCの誘導など)を制御する種々のヒトモノクローナル抗体得た。さらに、該ヒトモノクローナル抗体が、AILIMを介するコスティミュレイトリーシグナルの伝達が関与する種々の疾患の発症及び/または進行を抑制し、該疾患を治療または予防に有効であることを見出した。
請求項(抜粋):
AILIMまたはAILIMリガンドに結合する物質を同定する方法であって、下記工程を含むことを特徴とする方法:(a)AILIMの細胞外領域の全部または一部を含むポリペプチドを固定化した不溶性担体を調製する工程;(b)検出可能なシグナルをもたらし得る標識物質で標識したAILIMリガンドの細胞外領域の全部または一部を含むポリペプチドを調製する工程;(c)工程(a)の不溶性担体及び工程(b)のポリペプチドを反応させる工程;(d)工程(a)の不溶性担体、工程(b)のポリペプチド及び該物質を任意の順序で反応させる工程;(e)工程(c)の反応により生成される複合体に含まれる該標識物質が発するシグナル、及び工程(d)の反応により生成される複合体に含まれる該標識物質が発するシグナルの各々を検出する工程;及び(f)工程(e)で検出したシグナルの大きさの各々を比較する工程。
IPC (7件):
G01N 33/566 ZNA ,  G01N 33/543 501 ,  A61K 39/395 ,  A61P 29/00 ,  A61P 37/06 ,  C07K 19/00 ,  C12N 15/09
FI (7件):
G01N 33/566 ZNA ,  G01N 33/543 501 A ,  A61K 39/395 U ,  A61P 29/00 ,  A61P 37/06 ,  C07K 19/00 ,  C12N 15/00 A
Fターム (28件):
4B024AA01 ,  4B024AA11 ,  4B024BA44 ,  4B024BA80 ,  4B024CA04 ,  4B024DA02 ,  4B024EA04 ,  4B024GA01 ,  4B024GA05 ,  4B024GA11 ,  4B024HA08 ,  4C085AA14 ,  4C085BB11 ,  4C085DD62 ,  4C085DD63 ,  4C085EE01 ,  4H045AA10 ,  4H045AA11 ,  4H045AA30 ,  4H045BA09 ,  4H045BA41 ,  4H045CA40 ,  4H045DA76 ,  4H045DA86 ,  4H045EA20 ,  4H045EA50 ,  4H045FA72 ,  4H045FA74
引用特許:
審査官引用 (2件)

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